IBMがブロックチェーンを用いて追跡実験を実施
IBMが仮想通貨の根幹技術であるブロックチェーン用いて、中国からシンガポールへのマンダリンオレンジ運搬の追跡実験を行い成功したと発表。U.TODAYが報告した。
今回の実験では、ブロックチェーン技術を用いて運送時に使われる書類の記録を、信憑性を保って輸送に関係する全ての機関に送付した。
書類の処理にブロックチェーンを用いたことで、通常5~7日かかる過程をたったの1秒で完了させることに成功した。
管理時間の削減により、電気代・倉庫代などのコスト削減も可能になった。
今後もこのサプライチェーン実験を展開していく予定があり、コンゴ共和国で採掘されたコバルトが中国の精錬所・韓国のバッテリー工場・そしてアメリカまで追跡する実験を行うそうだ。
ブロックチェーン産業の未来は明るいと考えられる。