Visaのタッチ決済、南海電鉄の改札で実証実験

南海電気鉄道、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパンが2021年春より、南海電鉄の一部の駅においてVisaのタッチ決済とQRコードを使用した入出場の実証実験を実施する。

Visaのタッチ決済で改札の入出場が可能に

Visaのタッチ決済で改札の入出場が可能に

Visaのタッチ決済は、日本を含む200ヵ国と地域で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法。
全世界におけるVisaの対面取引の43%は、Visaのタッチ決済が占めている。

また、世界500以上の都市では、Visaのタッチ決済を公共交通機関に導入するプロジェクトが進行中だ。

今回実施する実証実験では、大阪ミナミの中心地・なんば、関西国際空港、和歌山、世界遺産・高野山を結ぶ南海電鉄の一部の駅に、Visaのタッチ決済用改札機を設置予定。

今回の取り組みにより日本国内の利用者はもちろんのこと、海外から訪れた旅行客もVisaのタッチ決済に対応するカード1枚で、移動から買い物まで完結できるようになる。

また、南海電鉄のアプリや販売サイトで企画乗車券を事前に購入すると、スマートフォンに表示されたQRコードを入出場時に改札機へかざすことで、改札を通過することが可能だ。

なお、駅の改札でVisaのタッチ決済による入出場を可能とする取り組みは、国内初とのこと。

※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。

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