
消費者金融「プロミス」のSMBCコンシューマーファイナンスが、20歳~29歳の男女を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2021」を実施した。
こだわりを追求する「こだわり消費」に前向き
20代の毎月の小遣いでは、最多は「1万円以下」に。次いで「1万円超~2万円以下」「2万円超~3万円以下」にも回答が集まり、平均は29,398円だった。
貯蓄額は「50万円以下」が最多で、次いで「50万円超~100万円以下」「100万円超~200万円以下」、中には「0円」といった回答も18.2%集まった。
平均は72万円で、前回の調査結果と比較すると19万円増加していることがわかった。婚姻状況別では、未婚者では14万円の増加に対し既婚者では56万円と大幅に増加。既婚者の貯蓄志向の高まりがみられた。
商品やサービスを購入する際、「自分の趣味嗜好に合う『もの』『こと』にお金をかけたい」で「そう思う」と答えた割合は75.2%となり、20代の大半が自分のこだわりを追求する「こだわり消費」に前向きであることが分かった。
有職者633名に対し、コロナ禍前と比較した残業時間を聞いたところ、「増えた」は18.3%、「減った」は20.7%に。収入・支出や生活時間との変化を聞いたところ、「収入」では「減った」が29.5%となった。
パート・アルバイトを除いた有職者517名に対し、副業の状況について聞いたところ、、「している」は30.6%、「していない」は69.4%といった結果に。1ヶ月あたりの収入額は平均で6.3万円となった。
調査概要
調査タイトル:20代の金銭感覚についての意識調査2021
調査対象:ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする20歳~29歳の男女
調査期間:2020年11月6日~9日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
有効回答数:1,000サンプル
調査協力会社:ネットエイジア株式会社