タクシー配車プラットフォーム「DiDi」を提供するDiDiモビリティジャパンが2021年1月15日(金)、ソフトバンクとDidi Chuxing(ディディチューシン)よりより総額52億円の資金調達を実施した。
タクシー配車事業をより強化へ
DiDiモビリティジャパンは、ソフトバンクとDidi Chuxingからの出資により2018年6月に設立。世界最先端のAI技術を活用し、高度な分析・予測テクノロジーを搭載するのDidi Chuxingの配車プラットフォーム、ソフトバンクの事業基盤とマーケティング力を融合した企業だ。
「DiDi」は国内において、2018年9月より大阪でサービスを開始。現在は北海道、東京、神奈川、大阪、福岡、沖縄など14の都道府県で展開中だ。
今回の資金調達により、DiDiモビリティジャパンではPayPayをはじめとするソフトバンクのグループ企業とのシナジー強化、乗客の移動の利便性向上、タクシー事業者の営業効率や売上の向上を実現する新たなプロダクト開発、そして日本におけるタクシーアプリのさらなる浸透に向けたマーケティング投資を行い、日本の消費者とタクシー業界へ新しい価値の提供を目指すとしている。