
ビットコインは長期的にはきびしい状況が続く
8日20時現在のビットコインの価格は371,800円となっている。前日同時刻比+1.0%の上昇となった。
今日は上昇の展開となったが、長期的には下降トレンドと言えるだろう。

(出典:TradingView BTCUSD 4時間足)
これまでの価格推移は昨年の安値同士を結んでできる下降チャネルが最も意識されている。
さらに今年に入ってからは高値の切り下げが続き、紫ラインが意識されていることがわかる。
今回の上昇もちょうど紫ラインで止まっている。
この持ち合いも終盤を迎え今後のトレンドを形成していく重要局面となりそうだ。
紫ラインをブレイクするか、ピンクのハーフラインを割るかに注目すると良い。
ビットコイン今後の焦点

(出典:TradingView BTCJPY 1時間足)
ここ最近のビットコインの値動きは、暴落前と直近安値を結ぶフィボナッチラインが強く意識されている。
特に37.3万円(紫ライン)と37.7万円(黄緑ライン)はかなり意識されており今後このラインをブレイクすれば、大きな上昇が見込めるであろう。
上昇の目安としてはまずは39万円となる。
逆に赤ライン(36.5万円)を割れば、今後大きな下落も考えられる。そのまえに長期のピンクラインが機能していて、ここを割れることが暴落の前兆となるかもしれない。
下落の目安としては昨年安値の35.5万円となる。
ビットコインを左右する重要ファンダ
最近のビットコインニュースを見てみると、ETFを巡る発言が気になるところである。
SECの理事であるRobert J Jackson氏はビットコインETFは将来的に承認されるだろうと予測してる。
逆に仮想通貨の投資会社BKCMのブライアン・ケリーCEOは2020年までビットコインETFは承認されないだろうという発言をしている。
実際のビットコインETFの進捗はいい方向には進んでいないのが現実である。
専門家の右往左往する発言には惑わされているかもしれないが、今後もビットコインETFをめぐるニュースには最新の注意をする必要がある。
SEC理事の一人であるRobert J Jackson氏はビットコインETFは将来的に承認されるだろうという見解を2月7日のCongressional Quarterly Inc.のインタビューで明言した。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。