クレジットカード世界最大手のVISA Incは自社の支払いネットワークにおいて、イーサリアム上のドル”USDC”を決済に使用することができる社会実験を開始したと発表。USDCはステーブルコインと呼ばれるイーサリアム上でドルと1:1に発行されるトークンであり、DeFi(非中央集権金融)の重要な要である。
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VISAのイーサリアム上でのUSDC送金
ロイターによると、VISAは仮想通貨プラットフォームのCrypto.com、2021年1月に連邦通貨監督庁(OCC)より設立認可を受けた仮想通貨銀行”Anchorage”と提携。Anchorageが管理するVISA保有のイーサリアムアドレスにUSDCを送金する初のトランザクションを完了したという。
今まではユーザーがCrypto.comが発行するVISAカードを利用して決済する場合、一度ドルに換金する必要があった。今後はVISAが直接AnchorageのイーサリアムアドレスにUSDCを受け取ることで決済を完了とし、USDCからドルへの換金が不要となる。
仮想通貨のクライアントとコンシューマー両者の需要増加
VISAの仮想通貨主任Cuy Sheffield氏によると
「世界中のコンシューマーの仮想通貨を保有、決済使用するという需要の増加を感じ、同様にクライアントがコンシューマーに対するサービス提供を行う需要の増加も確認している」
と述べている
*速報につき追記中
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参考:Exclusive: Visa moves to allow paymentsettlements using cryptocurrency