仮想通貨相場は上値重く 上昇の勢い失う

​主要仮想通貨は24日深夜に大幅な価格下落を起こした後、再度上昇を狙うも反落してしまっている状況だ。

上値を強力な抵抗帯に抑えられており、厳しい相場となっている。

ビットコイン(BTC)

(出典 TradingView BTC/JPY 一時間足)

ビットコイン(BTC)の26日21時時点の価格は420,015円。前日同時刻価格比で+0.4%と僅かに上昇した。

ビットコインの価格は24日深夜の大幅下落後、ゆるやかに上昇していた。

しかし本日午前3時に428,840円の高値をつけた後下落し、現在は41.9万円ライン(④)付近を推移している。

現在、高値帯が水色の43.7万円ライン(②)と黒いライン(③)で抑えられており、かなり上値が重くなっているようだ。

このまま直前高値の428,840円を更新できないまま41.9万円ライン(④)を下に抜けると、トレンド転換はかなり厳しくなるだろう

​ビットコインの26日21時時点の価格は420,015円。前日同時刻価格比で+0.4%と僅かに上昇した。

リップル(XRP)

(参考 TradingView XRP/USD 一時間足)

リップル(XRP)の26日21時の価格は0.328ドル(36.3円)。前日同時刻比で+6.4%の上昇となった。

リップルの価格は24日深夜の大幅下落後、一時は下落以前の価格帯まで盛り返した。

しかし黒い長期の下落トレンドライン(①)で反発した後0.320ドル(35.5円)付近まで下落し、現在に至る。

また、直近の価格推移では黄色い0.331ドル(36.5円)ライン(③)が意識されている。

今後、先程の0.331ドル(36.5円)ライン(③)と水色の0.324ドル(35.9円)ライン(④)が意識されうる。

また現在黒いトレンドライン(①)が高値体としてかなり意識されているため、上値が重い印象を受ける。

このとき、0.331ドル(36.5円)ライン(③)を上に抜けることなく0.324ドル(35.9円)ライン(④)を下に抜けてしまうとトレンド転換がかなり厳しくなる可能性がある。

どちらに抜けるかが今後の相場を左右しうるため、注意が必要だ。 

リップル(XRP)の26日21時の価格は0.328ドル(36.3円)。前日同時刻比で+6.4%の上昇となった。

イーサリアム(ETH)

(出典:TradingView ETH/USD 1時間足

イーサリアムの26日22時現在の価格は137.9ドル(15,300円)。前日同時刻比で-3.3%の下落となった。​

​本日午前2時に黒い145ドル(16,000円)ライン(⑤)で反落した後、ピンクの139ドル(15,400円)ライン(⑥)付近をもみ合っていた。

しかし、現在はその139ドル(15,400円)ライン(⑥)​も割り込んでしまっている。

今後意識されうるのは、25日の安値である黄色い135ドル(14,900円)ライン(⑦)だろう。

この135ドル(14,900円)ライン(⑦)​も割り込んでしまうとトレンド転換は絶望的となってしまうため、その付近での値動きに注目が集まることになるだろう。

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