破綻した仮想通貨最大手FTXグループの新CEO、ジョン・J・レイⅢ氏は同グループのインターナショナル仮想通貨取引所である「FTX.com」のサービス再開を検討していると述べた。このFTX.com再開報道からFTT(FTXトークン)は35%の高騰となり、一時2.45ドルを記録した。

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FTX.comの再開を検討

バハマで逮捕され米司法省米国証券取引委員会(SEC)などから起訴されている前CEO、サム・バンクマン・フリード(Sam Bankman-Fried)氏の後任となるジョン・J・レイⅢ氏は再建型の破産申請となるチャプターイレブン(米連邦破産法11条)における債権者への弁済の観点から同グループのインターナショナル仮想通貨取引所であるFTX.comの再開の可能性を模索していると述べた。

FTXグループは破産裁判所により子会社でビットコイン先物などのデリバティブ取引を提供するレジャーX(Ledger X)、日本法人でコイン(Quoine)を買収したFTXジャパンなどの支払い不能に陥っていない事業の売却を許可されている。一方でレイⅢ氏は「これらの事業を売却したり資産を清算するよりもFTX.comのサービスを再開したほうが債権者により多くの弁済ができる」と考えており、特別委員会を設置して可能性を模索しているという。

 

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*現在速報のため追記中。最新の更新は@bokujyuumaiよりお知らせします。

 

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