スマホ決済サービスのLINE Payが2021年4月下旬以降、PayPayの加盟店で利用できるようになることが明らかになった。
経営統合でフィンテックを「集中領域」に
©LINE、Zホールディングス
LINEとヤフーを傘下に持つZホールディングスは、2021年3月1日(月)に経営統合の完了を発表。2023年度の売上収益は2兆円、営業利益は過去最高益となる2,250億円を目指す。
経営統合により、ヤフーとLINEを中心とした「検索・ポータル」「広告」「メッセンジャー」を「根幹領域」と定めて引き続き推進するとともに、「集中領域」として「コマース」「ローカル・バーティカル」「フィンテック」「社会」の4領域に取り組んでいくことを明らかにした。
「フィンテック」領域では「買う」「予約する」「支払う」といったユーザーのアクションに合わせ、ローン、投資商品、保険などニーズにあった最適な金融商品を提案する「シナリオ金融」を拡充。
さらに、2021年4月下旬以降には全国300万ヵ所以上のPayPay加盟店のうち、「ユーザースキャン方式」の加盟店においてLINE Payで支払うことが可能に。
また、2022年4月にはLINE Payの国内QR・バーコード決済をPayPayに統合すべく協議を開始しているという。