モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を提供するINFORICHが、地銀系ベンチャーキャピタルなどから23億円の資金調達を完了したことを発表した。
2023年までに10万台設置へ
INFORICHは2018年4月より、モバイルバッテリーシェアリング「ChargeSPOT」を提供。
アプリから近くのバッテリースタンドを探してバッテリーを借りることができ、返却する際は借りた時とは異なるバッテリースタンドへ返却が可能だ。
2021年3月時点で日本全国で約26,000台、香港で約3,000台、台湾で約3,000台、タイで約1,000台を展開している。
INFORICHでは今回、南都銀行の投資専門子会社である南都キャピタルパートナーズとベンチャーラボインベストメントが運営するナントCVC2号投資事業有限責任組合、ひろぎんホールディングスの投資専門子会社であるひろぎんキャピタルパートナーズが運営するHiCAP3号投資事業有限責任組合、日本国際経済開発機構、ピー・アンド・イー・ディレクションズなどより23億円を資金調達したことを発表。
今回の資金調達により、「ChargeSPOT」のさらなる設置台数の拡大やグローバル展開の拡大、バッテリーの抗菌抗ウイルス対応を行っていく。
2021年内に50,000台、2022年に80,000台、2023年に100,000台を設置し、日常生活には必要不可欠な生活インフラ化を目指すとしている。
また、アプリ不要で「ChargeSPOT」が利用できるよう、キャリア系決済アプリとのミニプログラム連携なども進めていくという。