OYO Japanが「OYO LIFE」のブランド名で展開する不動産賃貸事業を、2021年6月1日(月)付で霞ヶ関キャピタルが新たに設立したKC Technologiesに事業承継することを発表した。
霞ヶ関キャピタルが不動産テック参入
©霞ヶ関キャピタル
「OYO LIFE」は、家具家電つきのアパートメントサービスであり、スマートフォン1つで物件探し・部屋の契約・支払いまで一気通貫で実現。
電気・ガス・水道・Wi-Fi込み、家具家電付きの部屋も豊富に揃っているほか、カバン1つで最短翌日から住むことができ、複雑な手続き、2年契約の縛りや敷金礼金など、賃貸物件を借りる際に発生していた課題を解消する。
今回、霞ヶ関キャピタルが2021年3月に設立したKC Technologiesが、「OYO LIFE」を事業承継し不動産テックへ参入することが決定。
OYO Japanのほかに、鍵管理システムと本人確認システムを連携させた、鍵の24時間無人受け渡しサービスを展開するKeeyls、テナント目線での不動産価値向上を手がけるプロフィッツが株主として参加し、「OYO LIFE」の事業スキームの見直しと再構築を実施する。
なお、「OYO LIFE」のサービスはこれまでと同様に利用可能。2021年6月1日(月)以降の問い合わせ窓口などについては、KC Technologiesから改めてアナウンスがあるとのことだ。