ロービジョン者の「⾒えづらい」を「⾒える」へ。網膜に直接投影できるカメラ

半導体レーザ技術を活用した事業を展開するQDレーザが、ロービジョン者の「⾒えづらい」を「⾒える」に変えるプロジェクト「With My Eyes」の第2弾となる企画を実施し、その様子を収めたドキュメンタリームービーを2021年5月18日(火)に公開した。

「見える」感動を味わえる写真撮影会実施

QDレーザは、半導体レーザ技術を活用したレーザデバイス事業とレーザアイウェア事業を展開する企業。

レーザアイウェア事業では目に疾患を抱えたロービジョン者向けに、レーザ網膜投影技術を活用したアイウェアを開発・販売。
レーザ網膜投影は、瞳孔を通って入射した微弱なレーザ光で、直接網膜に映像を描き出す技術だ。

不正乱視用に特化した「RETISS®メディカル」は、厚生労働省の医療機器製造販売承認を取得している。

今回、「With My Eyes」の第2弾として公開されたドキュメンタリームービーでは、ロービジョンのパラ陸上競技・川井涼雅選手、パラ水泳競技・清水滉太選手、パラ陸上競技・佐藤かえで選手が参加。

ジェイ・エア協力のもと3名が飛行機に搭乗し、QDレーザのレーザ網膜投影技術を⽤いたカメラ型デバイス「RETISSA SUPER CAPTURE」を使用した、上空からの写真撮影会を実施した。

ロービジョンで「見えない不安」を抱えていた選手たちが、上空からの景色を自らの目で初めて見る感動が映像に収められている。

QDレーザ

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