三井住友カード、学生の寮生活をキャッシュレス化。学内の食堂や売店でも

三井住友カードと奈良県の西大和学園が2021年5月21日(金)より、西大和学園において三井住友カードが提供するVisaプリペイドカード「かぞくのおさいふ」と「stera terminal」を導入し、学内でキャッシュレス取引を開始した。

西大和学園では、同学園が運営する「青雲寮」「清栄寮」の入寮者約200名の日常的な食費、小遣いを学校が一時的に立替払いし、保護者に対して後日請求する運用を進めていた。

一方で、この運用で学校と保護者の精算面での事務負担が大きくなっていたほか、保護者が支給した小遣いが本来の用途で使われているか把握できないことが課題となっていた。

これを受け、三井住友カードと西大和学園では寮生活においてVisaプリペイドカード「かぞくのおさいふ」を導入した。

本サービスは、家庭内のお金の流れをキャッシュレスにすることで、家計管理や子供の小遣いの管理を簡単・便利に実現するもの。

これにより、寮生と保護者の間で直接小遣いや仕送りが可能となった。また、残高管理や利用内容の通知により、家庭でお金の使い方について話す機会が増えるきっかけにつながるとみられている。

また、西大和学園内の食堂、売店の支払い手段は現金のみだったが、「stera terminal」を導入したことで「かぞくのおさいふ」による決済が可能に。
昼食時の混雑緩和、コロナ禍における衛生面での課題を解決していく。

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