仮想通貨市場は変動小さく今後に警戒
仮想通貨市場は今日も価格変動が小さい一日となった。
しかしながら今日の夜にかけて大きく価格が動く可能性がある。
ファンダメンタル的にはアメリカの有名な株式市場ナスダックが今月25日にもビットコインとイーサリアムの株式指標を追加すると発表した。
ビットコイン・イーサリアムにとってはなかなかの好ファンダである。
今回の指標追加はビットコインETF認可に先立ち、仮想通貨指標の需要増加を見計らってものである可能性もある。
現にナスダックはビットコインETFを米証券取引委員会に提出したVan Eck社と提携し、「仮想通貨先物を2019年中に導入する」意思を示している。
なかなかの良いニュースであるため、仮想通貨市場に良い影響を与える可能性も考えられる。
米株式市場のナスダックが今月末にもビットコインとイーサリアムの株式指標を追加すると発表した。ナスダックは以前から仮想通貨に強い興味を示しており、今回の指標追加もその一環だと考えられる。
続いて各主要通貨をテクニカル分析していく。
ビットコイン(BTC)
2月14日19時現在のビットコインの価格は394,800円となっている。前日同時刻と比べて-0.15%とやや下落している。
下落のシナリオとしては黄色ライン(④39.1万円)を割るかにまずは注目だ。ここを割るようであれば次はオレンジライン(③38.4万円)まで下落していくであろう。そこも割り込むようであれば、青ライン(②37.7万円)・黄緑ラインライン(①36.5万円)まで落ちて行くであろう。
上昇のシナリオとしては青色の長期レジスタンスライン(⑥)をブレイクするかに注目である。直近でこれより上のレジスタンスラインが存在しないため、青ライン(⑥)を破ればかなり大きな上昇とトレンド転換を期待できる。ひとまずの上昇の目安は44.1万円付近であろう。
三角持ち合いを抜けたほうに大きく動く可能性が高いと踏んでいるが、だましには気を付けたいところである。
2月14日19時現在のビットコインの価格は394,800円となっている。前日同時刻と比べて-0.15%とやや下落している。
リップル(XRP)
2月14日18時現在のリップルの価格は0.307ドル(34.30円)となっている。前日同時刻と比べて-0.9%の下落となった。
下落のシナリオとしては、0.305ドルの青ライン(②)を下割れするかに注目である。ここを割れば次は0.294ドル(32.29円)の紫ライン(①)まで下落する可能性が高い。
上昇のシナリオとしては、0.318ドル(34.93円)の黄緑ライン(③)をブレイク出来るかに注目である。ここをブレイク出来れば次は0.325ドル(35.70円)の水色ライン(①)まで上昇するであろう。もし水色ラインもブレイクする状況となれば、最大で0.342ドル(37.84円)まで上昇するであろう。
ここから青ライン(②)反発して一気に黄緑ライン(③)をブレイクする可能性も否定はできない。
今はレンジをどちらに抜けるかに注目することが一番よさそうだ。
2月14日18時現在のリップルの価格は0.307ドル(34.30円)となっている。前日同時刻と比べて-0.9%の下落となった。
イーサリアム(ETH)
(出典:TradingView ETH/USD 1時間足)2月14日20時現在のイーサリアム(ETH)の価格は123ドル(13,646円)となっている。
下落のシナリオとしてはオレンジライン(③118ドル:13,054円)を割るかに注目である。そこを割れれば赤ライン(⑤107ドル:11,837円)まで下落するであろう。もし赤ラインさえ割りこめば102ドル(⑤黄緑ライン:11,284円)まで下落することも考えられる。
上昇のシナリオとしては紫の長期レジスタンスライン(②)をブレイク出来るかに注目である。そこを突破することができれば140ドル(①ピンクライン:15,488円)まで上昇する可能性も出てくる。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。