
仮想通貨ライトコインは半減期を前に上昇の兆し
その際には採掘報酬は25LTCから12.5LTCに引き下げられる予定だ。
(前回の半減期と今回のブレイク:出典:TradingView LTC/USD 1週間足)
実はライトコインは前回行われた半減期の際も、それまで約1年半のあいだ長期下降トレンドが続いていた。
前回は8月に予定されていた半減期の4ヶ月前である、4月にラインブレイクしていた。
世間的には「半減期には価格は上がる」という認識があるが、市場は金の奪い合いであるからこの真理を逆手に取り、早めに価格変動が始動するであろう。
常に先を見据えている人たちはイベントの前にライトコインを仕込み、イベントの直前になって利益を確定させる動きを見せるであろう。
そうすれば半減期後には価格を低下させるであろうし、過去にもそのような動きになっている。
今回も半減期の半年前にブレイクするカタチとなっており、週足レベルでは半減期までは上昇する確率の方が高いと考えられる。
しかし半減期が間近に迫ったときには価格を急に落とすかもしれないことに注意したい。
仮想通貨ビットコインの半減期前の動き
4年に一度報酬が削減されるのはライトコインだけではない。
世界最大の暗号通貨であるビットコインも4年に1度半減期を迎えることで有名だ。
ビットコインはこれまで2012年、2016年と2回の半減期を迎え、次は2020年に3回目の半減期を控えている。

より取引量の多いビットコインでの半減期時の価格変動見てみても、同じような様子が見られる。
下降トレンドをブレイクし、半減期の半年以上前からビットコインの価格は上昇していた。(オレンジライン)
そして半減期の直前から一時的に価格を落とすことになった。(ピンクライン)
しかし長期的に見れば半減期を中心として上昇トレンドが続いている。(黄緑ライン)
過去のライトコイン、他の通貨の過去をみても半減期に向けた動きにはこのような法則性があるかもしれない。
半減期があるモナコインなどにも実は似たような動きが見られる。
半減期の仕組みについて詳しく知りたい方はこちらを参考にして欲しい。
ビットコインの3回目の半減期は2020年って本当?半減期の仕組みや必要性のわかりやすい解説はもちろん、半減期の前後における価格変動を2016年の半減期やアルトコインの半減期との比較で徹底的に分析してみた!