ネクストミーツ、代替肉製造の自社工場を新潟に開設へ

代替肉製品を手がけるネクストミーツが新潟県長岡市において、企業理念「地球を終わらせない」をコンセプトとした工場「NEXT Factory(ネクストファクトリー)」を新設することを発表した。

ネクストミーツは「地球を終わらせない」を理念に、少しでも過剰な畜産を減らして気候変動問題の解決に貢献すべく、代替肉事業を展開。

2050年までに世界中のすべての肉を代替することを目指しており、日本だけでなく台湾、ベトナムなど海外10カ国以上にも進出してきた。
また、2021年3月にはテスラ、ビヨンド・ミートも選ばれた世界のVegTech企業21に、日本企業として唯一選出された。

代表商品である「NEXT焼肉」シリーズ(カルビタイプ・ハラミタイプ)は、焼肉業界で初めて焼肉チェーンの「焼肉ライク」で提供してきたほか、「イトーヨーカドー」など国内160店舗以上のスーパーでも販売し、国内外での累計販売数は、2020年6月の発売開始から1年間で10万食を突破している。

今回、開設が決定した「NEXT Factory」は、ネクストミーツの企業理念である「地球を終わらせない」がコンセプト。
日本初となる、代替肉専用の研究開発から生産ラインまで備えた一気通貫型の工場で、生産体制の安定化による品質向上と生産コスト低減、商品開発の幅を広げる研究開発の強化を目指していく。

建設予定地である新潟県長岡市は、創業者である白井良氏の故郷であり、「地元に貢献したい、そして新潟から世界へと事業を展開していきたい」との想いから選定したとのこと。
着工は2021年10月、稼働開始は2022年夏頃を予定している。

ネクストミーツ

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