
1週間の予想レンジ
- 最安値31.49円~最高値35.7円(①オレンジライン~⑤ピンクライン)
リップル(XRP)は小さな値動きからの急変動に
今週のリップルには好ファンダメンタルズが絶えなかった。
EUの銀行は今後、国際手数料を削減しなければならないルールとなり、コストを抑えるために現状のSWIFTからXRPに乗り換える可能性がでてきた。
ヨーロッパで大々的にリップルが使われることとなれば、世界的にもリップルを採用する流れとなるかもしれない。
他にも、世界最大級のSNS会社CEOがリップルに興味を示すなど、リップルの今後に期待がかかる。
仮想通貨リップルに追い風が吹きそうだ。EU内の銀行を対象に国際送金手数料を削減する法案が可決した。今後、銀行が既存の高コストな金融システムを見つめ直し、圧倒的に安く抑えられる仮想通貨リップルに注目するのは必至だろう。
世界最大級のSNSトレードプラットフォームである「eToro」がリップルのエコシステムに興味を示している。もし採用されればリップルにとってはかなり嬉しい状況となる。
先週の動き
仮想通貨リップル(XRP)の価格は18日18時で0.317ドル(35.03円)となっており。先週同時刻と比べると+3.2%の価格上昇となっている。
ここ1週間は大きな価格変動が起こらずに、かなり小さい幅でレンジが続いていた。

(今週1週間のレンジと今日の大幅上昇:TradingView BTCJPY 1時間足 )
そんな中、今日の朝9時ころに大きく価格を上昇させたが、毎日の分析で重要と伝えていた黄緑ライン(④0.318ドル:34.93円)を超えることはできなかった。
現在はこの黄緑ライン下での攻防を繰り広げており、未だレンジ相場内での推移といえる。
今週の値動き予想

まず最初に今週注目すべき点は現在の黄緑ライン(④0.318ドル:34.93円)での攻防だ。
下落のシナリオとしては、黄緑ライン(④0.318ドル:34.93円)で反発し再度青ライン(③0.305ドル:33.84円)まで落ちる可能性が考えられる。
青ラインを割り込むようであれば、次は直近安値のオレンジライン(①0.285ドル:31.49円)まで下落していくであろう。
さらに、リップルは青ライン付近での攻防でロングが非常に溜まる1週間となっている。
そのため青ラインを割り込んだ時には、ロングポジションの解消によって、一気に価格を下げる可能性があるため注意が必要である。

(参照:リップルLSチェッカー)
上昇のシナリオとしては、黄緑ライン(④0.318ドル:34.93円)を明確にブレイクするかに注目である。
黄緑ラインをブレイクすることができれば、次は赤の長期レジスタンスライン(⑥)が意識されるであろう。赤ラインは去年2月頃から機能しているため、かなり意識される可能性がある。
赤ラインをブレイクできればピンクライン(⑤0.325ドル:33.84円)まで上昇する可能性が高くなる。
他の主要通貨に上昇トレンドへの兆しが見えるため、リップルの相場にも期待が高まっている。
ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。