
メタバースは、オンライン上に構築された3DCGの仮想空間として知られています。
近年、メタバースに高い注目が集まりつつあり、特にゲームとの関係性が高いことでも有名です。
この記事では、メタバースとゲームの関係性や、代表的なゲームを紹介します。
メタバースとは?
メタバースとは、オンライン上に作られた3DCGの仮想空間のことです。
「超越した・高次の」という意味がある「メタ(meta)」と、「宇宙」という意味がある「ユニバース(universe)」の造語となります。
メタバース上では、ユーザーがアバターを作成し、その空間でアバターを操作して他のユーザーとのコミュニケーションを楽しむことができます。
また、メタバース内のコンテンツで遊ぶことも可能です。
アバターを使用したテクノロジーは以前から存在しており、メタバースを用いたゲームは2000年代前半からリリースされています。
MMORPG(マッシブリー・マルチプレイヤー・オンライン・ロールプレイングゲーム)とは違い、メタバースを用いたゲームでは、物語や目的、敵などは事前に用意されておらず、仮想空間の中で現実に近い自由な交流や経済活動などを行えるのです。
メタバースは、多くの有名企業からも注目されており、Facebook社のマーク・ザッカーバーグ氏はメタバースの開発へ多額の資金を投入することを表明しています。
さらに、メタバースに関するリブランドに向けて、2021年10月28日に社名をMeta(メタ)に変更すると発表し、大きな話題を呼びました。
Meta独自のメタバースであるHorizon Workrooms(VR会議アプリ)の提供が2021年8月から始まって、すでに約20の国・地域でサービスが展開されています。
メタバースが注目を集める理由
メタバースがこれだけの注目を集めている理由の一つに、コロナ禍での外出制限が挙げられます。
友人や家族と会ったり外出したりなど、今までは当たり前のようにしていたことが容易にできなくなり、企業でもテレワークの普及が進み自宅勤務するケースが増えています。
そこで、手軽にバーチャル空間で仕事をしたりコミュニケーションが取れる、メタバースに注目が集まったのです。
メタバースは、リアリティを追求しており、実際に対面してコミュニケーションを取っているかのような雰囲気を味わえます。
また、VR空間においてこれまでとは異なる新たなコミュニケーションを実現できる点にも、注目が集まっています。
メタバースを利用するメリット
メタバースを利用することで、多くのメリットがあります。
代表的なメリットは、仮想空間でのイベントを楽しめるという点です。
例えば、現地に出向かなくてもオンライン上でコンサートなどのイベントに参加できます。
今後は、アーティストのライブをメタバース上で行って、参加者がオンライン上で盛り上がるというシーンが増えていくと想定されています。
加えて、イベント主催者側にとっても、イベントが開催しやすいというメリットがあります。
コンサートなどのイベントを開催するには、会場を押さえる必要があり、セットを組み立てるために多くのスタッフが関与しなければなりません。
その点で、メタバースでは仮想空間上にコンサート会場やイベント会場を用意し、セットをコンサート中に切り替えることもできるので、多額の費用をかけることなく手軽にイベントを開催できる点は魅力的と言えるでしょう。
また、メタバースはビジネスで活用できるシーンが多くあります。
企業内のコミュニケーションツールとして活用すれば、テレワークにおいてコミュニケーション不足になりやすいというデメリットを軽減できるでしょう。
メタバースを取り入れたゲームが増加中
メタバースとゲームは、密接な関係性があり、すでに2000年代前半からメタバースを取り入れたゲームはリリースされています。
最近のメタバースゲームの代表例としては、マインクラフトやどうぶつの森があります。
ここでは、それらのゲームを例に挙げ、メタバースとゲームの関係性について解説します。
マインクラフト
マインクラフトは、マイクロソフトの子会社であるMojang Studiosが提供しているゲームです。
ユーザーが、土地や建物、アバターのコスチュームなどを自由に作り、オリジナルの世界を構築していきます。
他にも、プレイヤー同士でサバイバルを楽しむこともでき、さまざまな要素から自由にゲーム内の世界を楽しめます。
また、2020年にはブロックチェーン上でマインクラフトをプレーできる「EnjinCraft」がリリースされ、大きな話題になりました。
さらに、マインクラフトは知育ゲームとしても高い注目を集めています。
どうぶつの森
近年の大ヒットゲームとして有名な「どうぶつの森」シリーズもメタバースとして紹介されることがあります。
最新作の「あつまれ どうぶつの森」では、ユーザーがアバターを使用して無人島での生活を自由に楽しめます。
他にも、家具を作る、植物を育てる、お金(ゲーム内の通貨)を稼ぐなどさまざまな要素が取り入れられています。
アバターの着せ替え衣服が豊富で、中には有名ブランドのデザインのものがあるように、企業とコラボレーションしたコンテンツも数多く展開されているのです。
自由にカスタマイズできる仮想空間で、さまざまなイベントを楽しめるといった点が、メタバースを最大限に活かしたゲームと言えます。
NFTを応用したメタバースゲームも登場
メタバースゲームの新しい形として、ゲーム内アイテムなどの売買にNFTを応用したゲームも続々と誕生しています。
特に、次のゲームに注目が集まっています。
The Sandbox
The Sandboxは、イーサリアムブロックチェーン技術を活用したサンドボックスゲームです。
定められたゴールや攻略は用意されておらず、オープンワールドを自由に行動できることから、サンドボックスゲームの一つとしても有名です。
The Sandboxのデザインは、立方体を組み合わせたボクセルアートと呼ばれるものを取り入れて、デザインが苦手な方でも比較的簡単にアバターを作成できます。
また、無料ツールを使用してキャラクターやアイテムだけでなく、3Dゲームを自作することも可能です。
The Sandboxのプラットフォーム内では、独自のトークン「SAND」を使用してアイテムを購入したりイベントに参加したりできます。
Horizon Worlds
Horizon Worldsは、2021年12月9日に提供を開始したメタバースアプリです。
ベースは、2019年に発表されたQuest用のメタバースアプリであり、従来は招待制のベータ版としてリリースされていました。
それが、満を持して正式リリースされた形となっています。
Horizon Worldsでは、Metaやユーザー自身が作成した世界を自由に体験可能です。
アプリ空間に入ると、ユーザーに対して、ゲームプレイとイベント参加、VR空間を単純に訪れるハングアウトの3つの選択肢が付与されて、メタバース上でさまざまな人々とコミュニケーションを取ることができます。
Cryptovoxels
Cryptovoxelsは、イーサリアム基盤のブロックチェーンで稼働するメタバースです。
Cryptovoxelsで取り扱う土地やアイテムは、NFTとして金銭的な価値を持ちます。
特に注目されているのが土地の売買であり、実際の世界のように高額な価格で取引されているのです。
SBINFT株式会社などの大手企業も、Cryptoboxels上でイベントを開催するなど注目を集めています。
イーサリアムが基盤ということで、比較的安定して価値を担保できる点も見逃せません。
メタバースゲームの今後の動向に注目しよう
メタバースゲームは、単にゲームとしての秀逸性だけでなく、NFTによってアイテムを売買したり、ゲーム内の土地を取引できます。
また、単純にコミュニケーションツールとして優秀で、自分の分身を自由に操作して遊べます。
メタバースの今後の動向にも、ぜひ注目しましょう。
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