仮想通貨市場は下目線の厳しい相場に

本日の仮想通貨市場は、昨日から一転して下落の目立つ相場となった。

安値で意識されてきた重要ラインを割り込みんでおり、今後の相場の方向性の大きな影響を与えることになりそうだ。

ビットコイン(BTC)

(出典 TradingView BTC/JPY 一時間足)

ここから更に下落する場合は、直前の安値である本日14時の41.4万円を割り込むかどうかが意識されることになりそうだ。

その場合、39.9万円ライン(⑤)付近を目指して下落する可能性があり、その過程で2月28日の安値である40.8万円付近が意識されることになりそうだ。

一方上昇する場合は再度42.2万円ライン(③)を上に抜けられるかどうかに注目が集まりそうだ。

その場合、黄緑の42.8万円ライン(②)付近を目指して上昇することになるだろう。

この42.2万円ライン(③)で反落した場合は失望感から再び大きく下落する可能性があるので、このライン付近の値動きには注意が必要だ。

ビットコイン(BTC)の3日17時現在の価格は417,252円。前日同時刻比で−2.1%の下落となった。これまで意識されていた42.2万円ライン(③)を大きく割り込んで下落している。

リップル(XRP)

リップルはこれまで意識されていた0.314ドル(35.2円)ライン(⑦)を割り込み、下落してしまった。

(参考 TradingView XRP/USD 一時間足)

ここから下落する場合は0.305ドル(34.2円)ライン(⑧)を割り込むかどうかに注目が集まることになりそうだ。

その場合、25日の安値である0.300ドル(33.7円)付近を目指して下落することになるだろう。

一方、上昇する場合は0.314ドル(35.2円)ライン(⑦)を再び超えられるかが重要になりそうだ。

その場合、0.317ドル(35.5円)ライン(⑥)、あるいは水色の短期下落トレンドライン(⑤)を目指して上昇することになるだろう。

現在上値が重くなっており、下落のシナリオのほうがより有力だと考えられる

​​4日17時時点でのリップル(XRP)価格は0.310ドル(34.7​円)。前日同時刻比-3.4%の価格下落となった。​​

イーサリアム(ETH)

​(出典:TradingView ETH/USD 1時間足)​​

ここから上昇する場合は、2日の安値である133ドル(14,800円)が意識されることになりそうだ。

その場合は再度ピンクの139ドル(15,400円)ライン(③)を目指すことになるだろう。

一方下落する場合は、紫の126ドル(14,100円)ライン(⑤)を割り込むかどうかが意識されるだろう。

その場合、オレンジの119ドル(13,200円)ラインを目指して下落することになるだろう。


ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。​​

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