「ビットコイン(BTC)2021年に再び200万円台へ」、海外アナリストの見解

投資銀行のカナコード・ジニュイティ・キャピタル・マーケット(Canaccord Genuity Capital Markets)の2人のアナリストが、顧客向けのリサーチノートでビットコイン(BTC)の価格が2万ドル(約220万円)へ向かう可能性があるとの見解を示してたことが分かった。アメリカの経済メディア、マーケットウォッチ(MarketWatch)の報道により明らかになった。

ビットコインはこれから200万円に向かうのか?

カナコード・ジニュイティ・キャピタル・マーケットのアナリストであるスコット・スー(Scott Suh)氏とマイケル・グラハム(Michael Graham)氏によると、ビットコインの価格が2万ドル(約220万円)になる可能性があるという。

また2人は同リサーチノートに、「今後もし、ビットコインが2011年から17年の間と同じ傾向が続く場合、ビットコインの価格はおそらく今が底値で、これから2万ドルに向かい上昇していき、理論上2021年の3月にそのレベルになるだろう」と説明している。

チャートのパターン以外にもビットコインの変化は進行中であるという。「4年前と比較して現在はこれまでと違う要素が作用しているが、2019年のビットコインの価格を上昇させる明確な要素がある。その1つとして2019年上半期に見込まれているフィデリティのカストディ業務がある」とスー氏とグラハム氏は明記しているという。

最近の強気なビットコイン(BTC)の価格予想

2019年に入り業界人がビットコインの価格について強気な予想は続いていた。例えば、IBMのブロックチェーン・仮想通貨部門のジェシー・ルンド(Jesse Lund)氏は2月20日に、「いつかビットコインは100万ドル(約1億1,000万円)になる」との見解を発表。

このルンド氏の発言を受けて、ビットコイン(BTC)の愛好家として知られるジョン・マカフィー(John McAfee)氏は同月22日、ツイッターに2020年末までにビットコインは100万ドルになると投稿していた。

仮想通貨のトレードに関する情報や教育コンテンツを配信するビットコイン・トレード・グループ(Bitcoin Trading Group)の創業者で、ツイッターでScarfaceの名で知られる人物は3月1日に、過去のチャートから次のビットコインの価格が上昇する際には10万2,000~33万6,000ドル(約1,100万~3,760万円)の値を付けるとの予想を投稿していた。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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参考
MarketWatch

文:Akihiko Hirata(@akkyhira

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