NEM JAPAN(ネム・ジャパン)設立を公式発表、今後のコミュニティ拡大に期待

2018年11月29日(木)にNEM JAPAN(ネム・ジャパン)の設立を公式に発表した。東京都港区を拠点とし活動していくようだ。公式Twitterでも、「NEM.io財団の日本法人として、2018年11月28日付けで一般社団法人NEM JAPANの登記が完了」という内容がツイートされていた。

NEM JAPAN(ネム・ジャパン)はどういった組織なのか?

NEM JAPAN(ネム・ジャパン)は、NEMのブロックチェーンテクノロジーを普及促進するための非営利組織。NEMを採用する企業のサポートやブロックチェーンテクノロジーを検討している企業へNEM技術などの情報提供をしていくようだ。また、NEM(XEM)の取扱いを希望する交換事業者へ、安全に通貨の取扱いができるようサポート環境を構築していく。

そして、NEMに関する勉強会やイベント等を各地で開催し、ブロックチェーンに触れる機会を創出していくとのことで、12月10日(月)には、赤坂にてNEM JAPANとCOINAGE(コイネージ)によるNEMアプリケーション開発者を招いたイベントが開催されるようだ。

各国のNEM(ネム)コミュニティも活発

NEMは有志による活動が世界的にも広がっており、NEM好きが多い日本でもついに拠点を持ち活動が始まった。NEM東南アジア、NEMオーストラリア、NEMインドネシア、NEMニュージーランド、でもNEMのブロックチェーンを広める活動が進んでおり、NEMブロックチェーンを採用しサービス開発を進める企業が増えているようにも思う。

日本では、Engate(エンゲート)やPoliPoli(ポリポリ)、nemlog(ネムログ)などが積極的にNEMを取り入れたサービス開発を進めている。日本のコミュニティは非常に活発で、NEM(XEM)を決済通貨として取り入れるお店も多く存在する。

NEMブロックチェーンのユースケースを考えるエンジニアにより、講習会も積極的に行われている。最近では福岡にNEM(XEM)決済ができる隠れ家的バー「Coin the Real」もオープンしている。

Coin the Real_Instagram
出典:Coin the Real – Instagram

日本のNEM界隈を見ると、NEMを楽しみ盛り上げようとする愛好家が多いことがわかる。ブロックチェーン技術開発とコミュニティの拡大が、暗号通貨が浸透するためには必要だと考えると、NEM JAPANの設立により、もっと多くの企業や個人がNEMやブロックチェーンテクノロジーに目を向けてもらえるきっかけになるのではないかと思う。

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関連:日本におけるネム(NEM)の動き、注目はコミュニティーの行動力

参考:NEM JAPAN

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