イーサリアムのL2でありzkEVMとしても知られるスクロール(Scroll)は現在開催しているエアドロップのポイントキャンペーン対象の一つ、Rho Marketのハッキングに伴いファイナライズを一時停止したことを発表。スクロール運営によるとハッキングはチェーンの脆弱性ではなく、Rho Marketの脆弱性によるものであるという。

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スクロールのレンディングでハッキング

イーサリアムのL2でzkEVMとしても知られ、リネア(Linea)やジーケーシンク(zkSync)に次ぐ利用者を抱えるスクロール(Scroll)は、現在公式に開催しているエアドロップポイントキャンペーンとなるスクロールセッションワン(Session One)のレンディング利用対象の「Rho Markets」がハッキングされたことを受け、ファイナライズを一時停止したことを発表した。

Rho MarketsはETHやUSDCやUSDTなどのステーブルコインを貸付することができ、そのかわりに借り入れたユーザーから金利を受け取ることができるいわゆるレンディングプロトコルだ。スクロールセッションは将来的なエアドロップとなるいわゆる「ポイントプログラム」であり、レンディング最大手のアーベ(Aave)とRho Marketsを利用することでポイントを得ることができた。

状況から推測するにハッカーはUSDCとUSDTを全額Rho Marketsからドレインしており、おそらくオラクル攻撃かバグにおける無限担保借り入れがハッキングの理由であると見られる。

 

*現在速報のため追記中。最新の更新は@bokujyuumaiよりお知らせします。

 

コラム:仮想通貨の闇、多くの人が知らないエアドロの問題点

 

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