Bakktが金融ライセンス取得へ ビットコイン先物提供への新たな進展
現物決済ビットコイン先物提供のBakkt、州からのカストディアン認定目指す方針へ
ビットコイン先物などの提供を目指すBakktが米CFTCからの認可が未だ出ていない現状を受け、まずは米ニューヨーク州の金融規制当局からカストディアンとして認定取得を検討していることが判明した。

Bakkt、ニューヨーク州からのカストディアン認定目指す

ビットコイン先物など仮想通貨の機関投資家向けエコシステム提供を目指すBakktの実現に向け、親会社であるICE(インターコンチネンタル・エクスチェンジ)が米ニューヨークの金融規制当局からカストディアン・ライセンス取得を検討していることがブルームバーグに対する関係者筋の話で明らかになった。

これは現物受け渡し決済を行うビットコイン先物を提供することを前提とした上でBakktが金融ライセンスの取得に動いていることを意味する。

Bakktは昨年12月にローンチが予定されていたが、金融機関の監視をおこなうCFTCからの申請認可が未だに発表されていないことによって延期。カストディのライセンスが、この状況の打開に向けた新たな一手を投じた動きとなる。

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