規制対応の必要性日本銀行の氷見野副総裁は21日、「ステーブルコインが銀行預金の役割を部分的に代替し、国際決済システムの主要なプレーヤーとして浮上する可能性がある」と言及した。東京で開催された国際会議「GZEROサミットジャパン2025」での発言。ステーブルコインはドルや円などの法定通貨と価値が連動したデジタル通貨で、国境を越えた送金が数分で完了する。従来の銀行送金に比べて速く、手数料も安いため、企業間の国際決済などで利用が広がっている。氷見野氏は、ステーブルコインの出現など金融システムの変化に対応するため...
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