SBIホールディングス代表の北尾吉孝氏、リップル社の役員に就任

本日4月26日(金)、SBIホールディングスの代表取締役社長である北尾吉孝氏がブロックチェーンを基盤とした国際送金サービスを展開するRipple(リップル)社の役員に就任したことが発表されました。

北尾吉孝氏がリップル社の取締役に

SBIとリップル社はこれまでに合弁会社の「SBI Ripple Asia」を立ち上げており、SBIの送金アプリ「Money Tap(マネータップ)」ではリップル社のxCurrentが活用されています。
また1月には、アメリカのブロックチェーン企業R3とSBIによる合弁会社「SBI R3 Japan」も始動。R3はグローバル決済アプリ「Corda Settler」を手がけており、2018年12月に「Corda Settler」内の決済手段としてXRPの対応を開始したことが大きな話題になりました。

4月25日(木)をもって、リップル社の取締役は沖田貴史氏から北尾氏へ交代するとのこと。
北尾氏は今回の役員就任について「ブロックチェーンとデジタル資産は世界中で送金のあり方に変革を起こしており、Rippleはこのポジティブな変化における立役者です。私は今回取締役としてこれまでの自分の経験と知見を役立たせ、Rippleの次の成長段階に貢献できる機会に興奮しています」と述べています。

また、リップル社の会長であるChris Larsen(クリス・ラーセン)氏は「今回、北尾氏が取締役に就任したことを大変喜ばしく思っております。北尾氏は従来の金融市場からデジタル資産市場まで、金融サービス業界について深い理解を有しており、その知見はRippleが今後さらに拡大を続けるに当たって貴重な資産となります。現在我々の約半数の顧客がアジア太平洋に拠点を置いており、我々は今まさにアジア地域での拡大を進めています。そのような中で、まさに絶好のタイミングで北尾氏が取締役に就任します」と述べています。

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