
ビットコイン(BTC)が本日(6/16)円建て100万円を突破しました。これは2018年5月以来、約1年ぶりとなる水準です。
時価総額に注目
現在の仮想通貨全体の時価総額は31兆円。2018年末の11兆円から見ると20兆円も増加。最高値を記録した2018年1月の91兆円から比べるとまだ1/3程度ですが、24時間の出来高は当時よりもすでに大きく超えています。
このように今はしっかり出来高を作りながら上昇しているので、今後も拡大の余地ありと考えています。
ドミナンスはBTCが牽引
主な仮想通貨ドミナンス(6月16日現在)
- ・Bitcoin(ビットコイン):56.92%
- ・Ethereum(イーサリアム):10.30%
- ・XRP(リップル):6.28%
- ・Bitcoin Cash(ビットコインキャッシュ):2.71%
- ・Litecoin(ライトコイン):3.05%
仮想通貨のシェアはBTCが優勢。他のメジャー・アルトコインは変わらずか、または減少しています。今年はBTCが他の仮想通貨を牽引し、全体市場を拡大させていくでしょう。
ビットコイン(BTC/JPY)週足チャート【移動平均線】
出典:bitbank (6/16現在)
テクニカル分析:移動平均線(MA) 90日、200日
2018年12月に直近での大底(35万円)をつけ200日線で反発。2019年5月に90日線を突破した地点(77万円)は、2018年11月BTCが低迷するきっかけを作った値位置です。
この1年間の相場でBTC価格は、売り圧をしっかり吸収し、さらに買いが増えている所を見ると、これからも大いに期待が持てそうです。
ビットコイン(BTC/JPY)週足チャート【ボリンジャーバンド】
出典:bitbank
テクニカル分析:ボリンジャーバンド、±2σ、3σ
バンドの形状:エクスパンション(拡大中)
ミドルバンド(20SMA):上向き
価格:+2σ、+3σに沿って上昇(バンドウォーク継続)
ボリンジャーバンドのバンド幅の拡大も継続中、5月末から6月初めにかけて陰線が出ましたが今週再び上昇し、+1σラインでとどまっています。
下値サポートは90MAの79万円ライン。上値で次に目標とするのは105万円、何度も相場の節目として意識されて来たポイントです。
長期で見れば、上抜けていきそう?
6月前半は80万円台前半で小動きだったのに対し、6/14から強い上昇トレンドとなっています。短期的に見ると円建てビットコインはいったん100万円をつけたので利益確定、達成感による「売り」が出て一時的に下がるかもしれませんが、長期相場では、徐々に過去の節目を上抜けていくイメージを持っています。
【こんな記事も読まれています】
・ビットコイン(BTC)7,500〜8,000ドルの攻防が明確に!円建てよりドル建てを見よ!
・ビットコイン(BTC)上昇でトレンド転換、次はアルトの出番か?
・ビットコイン(BTC)を長期投資するために知っておくべき事実、長期保有者の考え方とは?