イーサリアム利用のdAppsにライトニング決済導入へ
ブロックチェーン・ゲームを開発するBlockade Games社が、イーサリアムのスマートコントラクト上 での決済にライトニングネットワークの利用を試みている。イーサリアム設立者も同プロジェクトを取り上げている。

イーサリアム利用のdAppsにライトニング決済導入へ

ブロックチェーン・ゲームを開発する企業「Blockade Games」が、イーサリアムのスマートコントラクトのインターフェースにライトニングネットワークを利用するという新たな試みに取り組んでいる。

Blockade Games社によれば、同社の開発チームは、スマートコントラクト上でのゲーム内アイテムの決済方法の模索を行なっているという。そうした中で、同社はビットコインのライトニングネートワークの導入を考えているという。

ブロックチェーン・ゲームや(非代替性トークンなどの)非代替性資産にとって、イーサリアムは将来にわたり必要不可欠なものであるとした上で、将来の通貨としてはビットコインがその地位を占めるとの予測を示した。また、ビットコインでの保有を望むゲームプレイヤーも数多く存在するだろうと、ビットコイン決済の潜在的なニーズに言及した後、以下のような計画を明らかにした。

イーサリアムやその他ブロックチェーン・ネットワーク上にある現行のインフラを全て利用しつつ、我々のサポーターやプレイヤーに対して、ビットコインネットワーク上でサービスを展開したい。

ビットコインのライトニング・ネットワークを利用した決済を導入することで。直接、即座に資金を受け取ることが可能になるという。

イーサリアムの考案者であり設立者のVitalik Buterin氏も、このプロジェクトに言及し、イーサリアムとビットコインの両方を利用したアプリケーションとしてツイッター上で紹介を行なっている。

ただ一方で、Blockade Games社の公表文に記載されていた「ビットコインが将来の通貨となる」という点には賛成せず、「将来の仮想通貨はより複雑で多様なものになる」と反論を行った。

参考:medium.com

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