鍵の受け渡しサービスKeycafeとセルフチェックインシステムminpakuINが連携

8月6日(火)、民泊・ホテル事業運営システム「民泊イン」と、民泊・シェアリングエコノミー用の無人鍵受渡サービス「Keycafe」と連携を開始しました。

minpakuINとKeycafeの連携開始

以下、プレスリリースより引用。

連携内容

第一として、宿泊管理から受付手続、鍵渡しまでの業務を、民泊インの管理画面で一括運用できることです。各業務の管理画面を開く手間を削減、業務効率の大幅アップを実現できます。

第二として、無人宿泊施設でも、受付手続後に、鍵を渡せることです。一般的な無人施設では、スタッフが居ないため、宿泊手続前に、鍵ボックスの暗証番号を通知するのが通例。本人確認、約款提示、宿泊料金徴収などを行う前に、鍵の情報を伝えるため、リスクがありました。今回の連携で、このリスクを無くすことができます。

第三として、鍵ボックスの暗証番号が自動採番されることです。自動採番された暗証番号がタブレット端末上に表示されます。暗証番号を手動採番して、宿泊者に伝達する業務が不要となります。

入室までの方法

宿泊施設に、民泊インのタブレット端末と、キーカフェの鍵収納ボックスを同時設置。宿泊者が、民泊インでチェックイン手続後、キーカフェの暗証番号をタブレット端末に表示させます。その暗証番号を、キーカフェの入力ボードに打ち込むと、収納ボックスが開き鍵を取得できます。

民泊イン

宿泊料金の内訳管理、清掃管理、セルフチェックイン対応、宿泊料金徴収など、宿泊事業管理に必要なあらゆる機能を実装。2016年8月のサービス開始から現時点で1300戸を突破。今後は、AIチャットボット機能(ゲスト質問への自動応対機能)、自動釣銭機との連携、AI自動本人確認機能、レベニューマネジメント機能(宿泊料金自動設定機能)、などを搭載予定。

各サービス紹介

「Keycafe(キーカフェ)」
Keycafeは北米・欧州・アジア世界1000ヵ所以上でのIoT鍵受け渡し端末「Keycafe Smartbox」を運営・販売しており、Airbnbなどの民泊やカーシェアリング、家事代行等のシェアリングエコノミーのお客様による遠隔・無人での鍵の受け渡しを可能にしています。有効期限付きの暗証番号や、リアルタイムでの受け取り通知など、きめ細やかなアクセス管理が可能です。KeycafeはKeycafeのアカウントからでも、API連携をしているパートナーのアカウントからでもご利用可能です。

「minpakuIN(民泊イン)」
〈説明〉
民泊施設向け事業管理、無人チェックインシステム。売上・清掃・宿泊者情報等の管理機能、宿泊施設の受付設置へのタブレット端末設置による、受付無人化などができる。4カ国語(日本語、英語、中国語)にも対応。提携スマートロックやKeycafeとの連携で、ドアの施錠・解錠の履歴管理が可能。コールセンター(オプション)で、24時間本人確認も可能。
〈今後〉AI自動本人確認機能、レベニューマネジメント機能(宿泊料金自動設定機能)、などを搭載予定。

セルフチェックインまでの流れ

チェックイン前に、宿泊予約受付から宿泊施設までの道順、チェックイン方法などの情報を、自動的に宿泊者に伝達できます。仕組みとしては、宿泊予約サイトで宿泊受付後、宿泊予約サイト一元管理システム(Beds24など) 経由で、宿泊者の予約情報やメールアドレスを自動取得。そのメールアドレス宛に、チェックイン情報(宿泊施設までの道順、チェックインコードなど)を自動送付。

チェックイン時は、宿泊者への受付業務を無人・自動化できます。仕組みとしては、事前送付したチェックインコードを、宿泊施設に据え付けたタブレット端末に、宿泊者自身が打ち込むと、宿泊情報が表示。チェックイン・アウト日、部屋番号、鍵番号等を確認し、入室できます。

チェックアウト時は、タブレット端末のチェックアウトボタンを押すと、完了します。

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