8月2日(金)、JR東日本などが展開する交通系電子マネーの1日あたりの利用件数が、最高記録となる900万件を更新したことが明らかになりました。
店舗での交通系電子マネーの利用が増加
8月2日(金)、交通系電子マネーであるJR北海道のKitaca(キタカ)、パスモのPASMO、JR東日本のSuica(スイカ)、名古屋交通開発機構およびエムアイシーのmanaca(マナカ)、JR東海のTOICA(トイカ)、JR西日本のICOCA(イコカ)、福岡市交通局のはやかけん、ニモカのnimoca、JR九州のSUGOCA(スゴカ)の利用件数の合計が最高記録である約909万件を更新したことが発表されました。
交通系電子マネーの1日あたりの利用件数は、2015年から2019年4月まで約1年間で約100万件ずつ増加していましたが、今回は2019年4月からわずか4ヶ月で100万件増加。
キャンペーンの開催などにより、交通機関だけでなく小売店舗においても交通系電子マネーの利用者が増加していることから、利用数が急速に増えたとみられています。
10月の消費増税時より、消費者がキャッシュレス決済を利用すると支払い金額の最大5%分を還元する「キャッシュレス・消費者還元事業」がスタートします。本事業の開始により、交通系電子マネーはより身近な決済手段となることでしょう。