GMOコインがFC琉球とファン・トークン開発を発表
GMOコインはFC琉球とファン・トークン「FC琉球コイン」の開発プロジェクトを発表した。国内でのコミュニティ・トークンの活用例として期待が高まる。

GMOがFC琉球とFC琉球コインを開発

GMOコインはFC琉球を運営する琉球フットボールクラブ株式会社と、ブロックチェーン技術を活用したファンクラブサービス「FC琉球コイン(FCR)」を開発することを発表した。GMOフィナンシャルホールディングス株式会社による14日の公式発表で明らかになった。

このFC琉球コインプロジェクトによって、ブロックチェーンを利用した新しいスポーツチームの資金調達方法の仕組み、運営手法の確立や、ファンやサポーターのための「よりプレミアム」なファンサービスの提供を行い、将来的には沖縄全域でのトークンサービスの運用を目指すとしている。

GMOコインはFC琉球とクラブパートナー契約を結んでおり、これまでにも仮想通貨を使った様々な取り組みを行ってきた。

例えば、昨年にFC琉球がJ3リーグ優勝を果たし、J2への昇格が決定した際には、当初の宣言通り、当時のレートで1000万円相当のビットコインをプレゼントしている。

他にも、協賛金をビットコインで贈呈したり、試合のMOM(マン・オブ・マッチ)にFC琉球の選手が選ばれた場合ビットコインを賞金として授与するといった取り組みを行ってきた。

FC琉球コインプロジェクトはブロックチェーンゲーム「くりぷ豚」などを開発した、福岡県を拠点にするコンテンツ制作会社のグッドラックスリーによって企画、開発が行われるという。

スポーツ界におけるブロックチェーンを使った取り組み

サッカーを含むプロスポーツチームによるファンコミュニティでの仮想通貨及びブロックチェーン技術の活用は世界中で様々な取り組みが行われている。

例えば、イタリア・セリエAのプロサッカークラブ「ASローマ」はファントークンを配布し、クラブの方向性を決める投票にファンが参加できるシステムを作る試みを行っている。

参考:GMOコインがFC琉球とファン・トークン開発を発表

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