ビットコイン(BTC)は下方ブレイク!ロングポジションは含み損に

8月後半から9月中旬にかけて、あまり動きのなかったBTCですが、ついに三角保ち合いが崩れました。

ここはちょうどバックト(Bakkt)の先物ローンチのタイミングでしたが、結果は下抜け。残念ながら失望売りの形になりました。このタイミングでBTCのハッシュレートが異常値になるなど、複数の要因が見られましたが、材料はいくらでも後付けできるのでやはりチャート重視で行くべきだったと反省中です。

ビットコイン(BTC)日足チャート(XBT/USD)

出展:BitMEX (9/28現在)

これまでBTCが上昇から調整に転じた6月からレジスタンスラインに上値が抑えられ、下値サポートラインは固く反発していましたが、9月25日未明から大暴落。8,000ドル割れし5月の水準まで戻ってしまいました。

今回のBTCトレードは大反省

現在、ロングでポジションを持っています。もちろん暴落前からホールドしているので、かなりの含み損を抱えている状態です。しかも8月に10,900ドルを回復した所が、狙い通りの利確ポイントだったのですが、調子に乗って「利確の指値をずらす」という事をやってしまったため、大きな含み益が一気に含み損になってしまいました。

今回の大暴落でBitMEXではロング勢の大きなロスカットがありました。BiTMEXは最大レバレッジ100倍ですが、私は低レバレッジでやっているのでロスカは逃れました。逆にここはナンピン買いで参入価格(平均購入価格)を下げて対応しています。

トレードスタイルとしては、BitMEXの分離マージンを使わずにクロスマージンを利用、低レバレッジで運用し急激な変動でレバレッジが上がっても対応できるサイズにします。スイングトレードでBTCのロングのみ、現物取引のようなスタイルです。

ただし、今回のように底が見えない暴落相場では、かなりリスクがあるのでナンピン買いはお勧めできません。含み損でナンピンしない場合は、「ポジションを減らす」「証拠金を厚くする」「損切り」という普通の方法があります。

ビットコイン(BTC)15分足チャート

9月27日(金)は一つの勝負所でした。(チャート分析ではなくファンダ・アノマリー要因なのですが)それまで2日間急落しまくっていたBTCでしたが、27日はCMEのBTC先物のSQ(満期日)でした。SQの時は急落するというアノマリーがある為「底値を取るとしたらここかもしれない」と思ってナンピン指値を7800,7700,7600,7500と入れていました。(SQ決済日は9/30)

9月28日9:00のチャートを見ると、この指値には到達せず案外下落しなかったことが分かります。また日本時間の早朝6:00ごろから急に上昇、ここはSQの影響でしょうか?

まとめ

大幅に急落してしまったビットコイン。ここから簡単に価格が回復するとは思いませんし、9月末までは油断のならない下落リスクが続きます。今後はコツコツと価格を押し上げて9,000ドルを越えてきたらビットコインもトレンド転換するのではないかと期待しています。

ビットコイン(BTC)の価格・相場・チャート

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