価格下落を起こすも、上昇への好材料も持つリップル

25日23時時点での​仮想通貨リップル価格は0.390ドル(約43.01円)。前日同時刻比で-12.8%の下落となった。

一時は0.450ドルを突破するなど、24日は上げ相場の兆しが顕著だったリップルは、25日に一転して価格急落を起こした。価格急落は午前0時と午前10時の二回に渡って生じ、他の主要仮想通貨と似たような動きを見せた。その後は0.38ドル付近で価格が推移している。

注目となった0.40ドルのもみ合いラインを突破し、大幅上昇のきっかけを掴んでいたリップルだが、市場全体の不調の波に飲まれる形となってしまった。アメリカで生じた暫定予算不成立がきっかけで日米株式市場は暴落。日経平均も1年8ヶ月ぶりに2万円を割り込んだ影響が仮想通貨市場にも及んでいるとされている。

このまま市場全体が下落相場に転じていくことが予想されるが、リップルには価格上昇のための好材料があるのもまた事実である。

24日、世界最大手の仮想通貨取引所であるBinanceがついにリップル基軸の通貨ペアの取り扱い開始を発表。長らく上場が期待されていただけあってありの反響があり、今後取引高が大きく増大する期待が持てる。

年末ということもあり、これから起こるイベント次第で仮想通貨は激しい価格変動を起こすことが予想される。したがって、今回のようなポジティブなニュースは素直に価格に直結する可能性も十分にあるだろう。

おすすめの記事