
仮想通貨リップル、レンジブレイクで暴落の可能性
仮想通貨リップルの価格は、12月27日18時で0.371ドル(41.10円)だった。昨日同時刻の価格0.383ドル(42.43円)と比べ3.1%の下落となった。
これまで短期的な上昇サポートライン(黒色のライン)を推移し続けていたが、昨日の22時周辺の価格の下落でそのサポートーラインを割った。しかしレンジ相場を形成する0.366ドル(40.54円)の価格帯(青のサポートライン)を背に反発している。
現在の相場は変わらず価格の上下を繰りかえすレンジとなっている。

(出典:Trading View)
レンジの相場が続いているがチャートを見るといくつかヒントがある。
まずは先ほど開設した黒のサポートラインを割っているところだ。今朝価格が少し上昇したことでまたサポートの上にくる場面もあったが、そのすぐに反落しているので明確にこのラインを割っているという判断ができる。
また高値はピンクのレジスタンスラインによって高値が切り下げられていて、現在もこのレジスタンスラインの下を推移している。
これらからリップルの価格は下落すると考えているが、0.366ドル(40.54円)の価格帯(青のサポートライン)、0.355ドル(39.33円)の価格帯(オレンジのサポートライン)を割ることがあれば暴落する可能性が高い。下落の目安としては上昇前の0.3ドル(33.23円)付近をまずは目指すであろう。
逆に上昇のシナリオとしては、まずピンクのレジスタンスラインを破ったあと、再度サポートライン上で価格を推移させるというものだ。上昇の目安として、まずは青のレジスタンスラインである0.43ドル(447.63円)の価格帯。次にオレンジのレジスタンスラインである0.46ドル(51.73円)の価格帯といったところであろう。
いずれのシナリオにせよ、大きな価格変動が起きるのも時間の問題だ。
世間はすでに年末モードだが、リップルの相場には未だ緊張感が残る。