仮想通貨先物の出来高が現物市場の半分に

仮想通貨先物の全体出来高は、現物市場の全体出来高の約5割に及ぶと判明。仮想通貨市場が大幅に成長してきている、と米有力誌ブルームバーグは報じた。

ブルームバーグが分析した出来高のデータは計13社の主要先物取引所によるもの: Bakkt、CME、Binance、BitMEX、Huobi、Kraken、OKEx、Bitfinex、FTX、Bitz、Deribit、CoinFlex、Bybit。

米国における最初の規制された機関投資家向けのビットコイン先物は、Cboeが2017年の年末に提供するもので、その一週間後にCMEも同類の商品を開始した。Cboeのビットコイン先物はすでに中止になった。

また、米金融大手ICEが手がけるBakktは今年の9月22日より、米初の現物決済ビットコイン先物をローンチした。出来高はCMEに比べては未だ非常に少ないものの、先日のビットコイン大暴騰時に、再び過去最多の取引高を記録し、最初より堅調に推移している。

一方、同じ9月より開始したバイナンスのビットコイン先物はすでに過去最高の出来高として、20億ドル以上のボリュームを記録した。BitMEXに次ぐNo.2の個人投資家向けプラットフォームになっている。

参考:ブルームバーグ報道

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