ビットコイン(BTC)市況
仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比7.01%高の78.2万円と大幅高。6500ドルからの逆噴射で80万円(7400ドル)付近まで回復する場面も見られたが、戻り売りの強まるレジスタンスが壁となっている。

仮想通貨市況

6月末に14000ドルまで回復したのも束の間、11月には一時7000ドルを割り込むなど、軟調相場の続く仮想通貨市場。

仮想通貨取引所最大手のバイナンスが、機関投資家および大口顧客を対象としたアンケートの調査結果を分析したレポートを発表。 その中で、機関投資家が考える今後の市場のテーマの中で、ビットコイン・イーサリアム・XRPの価格予想が公開された。

構成は、10万ドルから2500万ドル(約1085万円~27億1500万円)を仮想通貨投資へ一部割り当てている企業やファンド等の機関投資家で、今年12月31日時点(年末)の価格予想の中央値を提示。調査対象は前回の2倍となっている。

投資ポートフォリオを管理する立場にあるが、職種形態は独立したトレーダーから、専業取引会社や投資ファンド、仮想通貨プロジェクトチーム、OTC仲介会社、またセルサイドの金融機関など多様だ。

予想中央値:ビットコイン:10,000 USD (10月の中央値:8,254 USD)

現在:6,861 USD (45%上昇予想)

イーサリアム:210 USD (10月の中央値:180 USD)

現在:140 USD (50%上昇予想)

XRP:0.30 USD (10月の中央値:0.28 USD)

現在:0.215 (39.5%上昇予想)

ビットコイン(BTC)市況

仮想通貨ビットコイン(BTC)は、前日比7.01%高の78.2万円と大幅高。80万円(7400ドル)まで回復する場面も見られた。

リバウンド後の急落が繰り替えされていることから底打ちと見るには時期尚早であるが、週足雲に触れる71万円(6500ドル)を付けた後にスパイクで逆噴射した後、上値抵抗線となっていたトレンドライン(青)を抜け、日足レベルで下髭陽線を付けた。22日のリバウンド時よりは信頼性が若干高いとの見方ができるほか、再度下値を探る展開から逆三尊形状に発展する可能性もある。

一方、23日の反発を繰り返し阻んだ戻り高値(80万円)7400ドルを抜け切らないと見なされれば、再び売り圧力が高まることで最安値更新シナリオへ向かう可能性も否めない。

海外勢の見解

TxWestCapitalのThe Wolf Of All Streets氏は、4時間足レベルでレジサポ転換したことに言及。7,370ドルの抵抗線を抜けた場合は、面白くなるとみている。

なお、国内大手取引所bitFlyerでは、大型アップデート「イスタンブール」を控える仮想通貨イーサリアムのメインネット実装を7日頃に控え、取引手数料無料キャンペーンを実施している。

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