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【墨汁速報】ビットコインデリバティブBitMEX 同社の投資家により約325億円の訴訟を起こされる

バイナンス(Bainance)は、ニューヨークを拠点とするP2Pビットコイン取引所Paxfulを統合し、バイナンスユーザーにポンドやルーブルなどを含む167種類のフィアットでのビットコイン取引を提供するという。Paxfulは300種類のビットコイン売買の方法を提供しており、Paxfulユーザーも同様にバイナンスへ直接アクセスが可能となる。

 

Paxfulビットコインキキオスク

Paxfulは2015年に設立され、APIサービスを介したP2P(Peer to Peer)取引を提供しており、1週間の取引高は2500万ドル、約27億円にものぼるという。

Paxfulが提供するバーチャルビットコインキオスクは、ブログなどのウェブページにコードを追加することで、閲覧者が手軽にビットコインを売買できるというPaxfulのウィジェットだ。バイナンスがPaxuflのビットコインキオスクを統合したことにより、ロシアルーブル、ベトナムドン、インドネシアルピア、ナイラ、コロンビアペソやメキシコペソポンドやカナダドル、ユーロやアルゼンチン・ペソまで幅広くビットコイン売買に使用することができるようになるという。

 

ステーブルコインのサポート

バイナンスは同様にイーサリアム上で多種多様に発行されているUSDペッグのステーブルコインをサポートするとしており、ビットコインETFで一躍話題となったウィンクルボス兄弟のGeminiが提供するGUSD、2018年ステーブルコインブームにローンチしたPaxosによるPAXもサポートする。

2018年3月、バイナンスは日本の金融庁により仮想通貨交換業登録されていないにも関わらず、違法に日本人投資家に仮想通貨取引を提供していると傾向されており、今回のPaxful統合で日本円をサポートしているかは怪しいところだ。

Paxfulの公式によると、ビットコインの日本円でのP2P取引が提供されている。PaxfulのP2P取引は、いわばビットコインの個人間取引の場を提供するため、厳密には仮想通貨交換業に当たるかは不明である。Paxfuk公式によると、日本での使用は既に1万BTCの売買が行われているという。

出典:Paxful

アンダーバンク、アンバンクへのビットコイン売買提供

ここで注目したいのは、仮想通貨取引所が存在しない国や取引は行えても流動性がないために以上なプレミアムがついてしまう地域でのビットコイン取引だ。

Paxfulと仮想通貨取引所として世界最大手のバイナンスがお互いの流動性を共有することで、アフリカなどのビットコイン売買が難しい国や、銀行口座を持たない、または持てないアンダーバンク、アンバンクと呼ばれる人々へも、世界で同様の価値を持つビットコインを利用することができるようになる。

昨今金融商品としての注目が集まるビットコインだが、本来のボーダーレスな決済手段や資産としての需要がより加速することになるだろう。

 

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参考:Binance Adds 167 Fiat Payment Options Through Integration With P2P Exchange Paxful

 

 

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