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イーサリアムファンデーションは現在のETH2の開発進行具合を公開。2020年第二四半期に予定されているBeacon Chainのジェネシスブロック開始のため、監査機関への調査依頼を行うとしており、2020年1月にはプロダクションレディの仕様を公開するとしている。

Beacon Chainの重要なセキュリティ監査

イーサリアムファンデーションの発表によると、イーサリアム2.0(ETH2)の詳細をLeast Authorityにより監査を行うと発表。Least Authorityは2011年に設立されたテクノロジー監査機関であり、現在はドイツを拠点としており、Zcashやイーサリアム、Metamaskなどの監査を行っている。

この監査では2020年第二四半期ローンチを予定されているETH2のフェイズ0のDoS攻撃やリソースを悪用した意図しないフォーク、ネットワークに起因する攻撃、BETHなどのステーキングされている資産への攻撃などの重要な点の集中的な監査を行うとしている。

Least Authorityは過去にもイーサリアムファンデーションの依頼により監査を行っており、約4年前にPoWとコントラクトのガスエコノミックスなどの専門的なリサーチを行い、2019年10月にも行っていた。この監査はフェイズ0のローンチを安全かつ確実なものにするためであり、2020年2月に公開される予定となっている。

 

ETH2プロダクションレディは2020年1月

またイーサリアム2.0の新たな仕様v0.9.3をリリース。これはv0.9のマイナーアップデートであり、ShardingをBeacon Chain上に展開するのに十分対応できることを確実にする事にフォーカスしたものとなっている。またコードの整理とバグ修正なども同様に含んでおり、プロダクションレディシリーズのv0.1.xへ向けての最終段階に入っていることがわかる。

イーサリアム2.0の仕組みはこちらを参照

次の仕様公開予定は2020年1月初旬予定となっており、ETH2で使用する新たなBLS署名の規格をETH2仕様のコア部分に統合したものとなる。v0.1.xのプロダクションレディとは、Beacon Chainの正式ローンチ前状態になるということであり、v0.1.xのリリースがメインネットローンチのキーとなるだろう。

関連記事:【墨汁速報】イーサリアム(ETH2)のBeacon Chainローンチ 開発者は2020年7月への変更を提案

 

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参考:eth2 quick update no. 6

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