リップル社が2億ドルを調達

リップル社は20日、シリーズC戦略調達ラウンドで2億米ドル(218億円)を調達したと発表した。

プレスリリースでは、「グローバル決済の改善し、仮想通貨XRP、XRPレジャーのより広範囲な実用性が向上したこの一年があったための出資事例だ」と2019年の企業成長を改めてアピールした。

今回の投資を経て、市場の需要に応えや顧客やパートナーのコミュニティに対してより良いサービスを提供するために、新たな人材の雇用も行うという。

なお、シリーズCについては、SBI HoldingsやRoute 66 Venturesが参加し、世界的な投資会社Tetragonが主導した。シリーズBは2016年に完了、9300万ドルを調達していた。

シリーズCとは、資金調達の投資ラウンド(段階)を示す用語。投資ラウンドには、企業前や事業のスタート時に集める「シード」から、成長段階に応じた資金調達段階がある。

一般的にシリーズCは、ある程度企業が成長した段階に行われるもので、IPOなども視野に入るケースもある。一方で、海外企業などを中心に、シリーズCの後に「シリーズD.E.F.」と続く場合もある。

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