リップル社の最高経営責任者(CEO)のブラッド・ガーリングハウス(Brad Garlinghouse)氏が、1年以内にリップル社は株式公開を実質する可能性を示唆。現在行われている世界経済フォーラムのダボス会議にて、ガーリングハウス氏はIPOについて「リップル社の自然進化」と表している。
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リップル社IPOは必然か?
ダボス会議中、ガーリングハウス氏は「1年以内に仮想通貨/ブロックチェーン界隈でリップル社のIPOを見ることになるだろう。仮想通貨企業として初ではなく、最後のIPOとなるわけでもないが、リップル社は常に業界を率いる側だと期待している。IPOはリップル社にとって”自然進化”だ。」と発言。
2019年12月にリップル社はシリーズCラウンドで2億ドルの資金を調達。シリーズCは基本的にIPOを行うための最終段階であり、企業評価額は100億ドルとなっていた。リップル社はこれまでに約3億ドルの資金調達をしている。
出典:Crunchbase
2019年第4四半期のXRP売却数は80%減少
リップル社が今週公開したデータによると、第4四半期のXRPの売却数は80%の減少を記録しており、2019年末でのXRP売却数は1,308万XRPとなっている。対して2018年は6,624万XRPとなっている。このXRPの売却数は過去3年で最も少ない数となっており、第4四半期のXRP価格は最高値の33円から最大で41%の下落を記録した。
出典:Trading View
The Blockの調べによると、リップル社はこれまでに12.2億XRPを売却しているという。
参考
・Ripple’s IPO could come within 12 months, suggests CEO
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