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機関投資家向け仮想通貨データプロバイダーのSantimentによると、イーサリアムマイナーの保有するETH数が2019年10月の最高値を超えATH(さらなる高値更新)となったという。ETH価格は2019年12月末から約2ヶ月で約60%の高騰を記録している。

イーサリアムマイナーの売り控え?

Snatimentのデータによると、2019年2月には約152万ETHがイーサリアムマイニングプール内に保有されており、同年10月に169万ETHを記録。2020年1月末には最高値であった169万ETHを超えATHとなった。

対して直近の最低値は2019年の11月であり、164万ETHとなる。Santimentの創設者である Maksim Balashevich氏によると

 

「着実なETHの蓄積は現在の市場と比較して少なくとも、多くのマイナーはイーサリアムというプロジェクトに高い信頼を持っていることを表している」

 

と2019年9月に述べていたという。これらのデータから2019年から2020年にかけて約20万ETHがマイナーにより売却されずに蓄積されていることになるだろう。

出典:Santiment

 

ETH価格回復は売り圧減少が影響か?

イーサリアムマイニングプールとして最も人気であるEthermineを例に見ると、マイナーのペイアウト(報酬払い出し)は各イーサリアムのエポック(約5.2日)毎に強制で行われる。それ以外にも、例えば1ETHに達したたびに払い出しなどの設定も可能であり、これらのデータから見るとマイナーは細かなペイアウトではなく最大のエポックごとに払い出し設定をしていると見られるだろう。

現在のETH価格は2019年11月の水準まで回復してはいないが、2019年末の価格と比較して約60%の回復となっていることがわかる。このようなマイナーの売り控えによりETH価格は上昇しやすくなっており、これらが継続される場合200ドルを超える日もそう遠くはないだろう。

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参考:Ethereum Miners’ ETH Holdings Near Record Highs

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