おつり投資トラノコ、98.5%のユーザーが運用収益プラスに

TORANOTEC(トラノテック)の子会社であるTORANOTEC投信投資顧問(トラノテック投信)が、おつり投資サービス「トラノコ」ユーザー本位の業務運営に関する指標(KPI)の取組成果を初めて公表しました。

利用期間が長いほど運用成果が安定

トラノテック投信では、金融庁が2018年6月に公表した「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPI」に準じたKPIを採用。
公表した報告書のうち、トラノコが提供する「トラノコ・ファンドI(小トラ)」「トラノコ・ファンドII(中トラ)」「トラノコ・ファンドIII(大トラ)」の2017年5月〜2019年11月のKPIの成果が発表されました。


成果によると、トラノコユーザーの98.5%が利益を出し、そのうち運用収益が0%〜10%未満のユーザーが92.8%を占めていました。


また、トラノコユーザーはおつり投資を通じて自然な形で時間的分散投資を行っており、トラノコの利用期間が長いほど運用成果が安定する傾向であることがわかりました。

なお、期間中の残高加重平均値はリターン(設定来トータルリターン年率換算)3.36%に対し、コスト(信託報酬)は0.33%、リスク(設定来月次リターンの標準偏差年率換算)は7.13%でした。
トラノコの年率は0.3%で設定されており、非常に低いコストがファンドのリターンに貢献しているとみられています。

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