おつり投資サービス「トラノコ」を提供するTORANOTECが2月12日(水)より、セブン銀行・GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)・ポケットチェンジと共同で「リアルおつり投資」プロジェクトの実証実験を開始します。
手元の小銭で気軽におつり投資
トラノコは、TORANOTECの完全子会社であるTORANOTEC投信投資顧問が運営するおつり投資サービスです。
クレジットカードや電子マネーなどで支払った際に発生したおつりを、資産運用へ回すことができます。
ファンドは安定重視の「小トラ」、バランス重視の「中トラ」、リターン重視の「大トラ」の3つから選択可能。
また「おつり」だけでなくポイントやマイルを利用した投資にも対応しており、貯まったポイントやマイルを無駄なく使い切ることができます。
今回の「リアルおつり投資」プロジェクト実証実験は、金融庁の「FinTech実証実験ハブ(フィンテック企業や金融機関などが前例のない実証実験を実施し、課題の整理・解決の支援を行う)」の支援案件として採択されています。
現金での買い物で生じたおつりや小銭をそのまま投入できる「おつり投入ボックス」に、トラノコのユーザーが手元のおつりや小銭を投入。その後、トラノコのアプリ内で投入金額を確認・承認することで、簡単に投資を行えるか検証するといいます。
実証実験では、おつり投入ボックスの開発をポケットチェンジ、おつり投入ボックスの管理・運営などをセブン銀行、おつり投入ボックスに投入したおつり・小銭データの管理・送金をGMO-PG、投入したおつり・小銭の運用などをTORANOTEC投信投資顧問が行います。
なお、「おつり投入ボックス」には日本円1円・5円・10円・50円・100円・500円の全6金種を1回あたり最大50枚まで投入できます。
投入された小銭はトラノコだけでなく、nanacoや楽天Edyへチャージすることも可能です。
実証実験は2月12日(水)~4月22日(水)、千代田区にある「セブン銀行丸の内 共同出張所」で実施。
2月26日(水)〜3月1日(日)、3月26日(木)〜3月31日(火)は「リアルおつり投資」が終日利用できないとのことです。