コインチェック、仮想通貨QTUMの新規取扱いを発表

仮想通貨取引所コインチェックは25日、Qtum(QTUM)の新規取扱いを発表した。

2019年11月にステラ・ルーメン(XLM)を追加してから3ヶ月ぶり。取り扱い銘柄は計12種類になった。

コインチェックの取り扱い発表も、執筆時点(10分後)では未だ大きな価格への影響は見られていない。

QTUMは、ビットコインの安全性の高い残高確認方式「UTXO/ Unspent Transaction Output」と、イーサリアムのスマートコントラクト技術を併用したビジネス志向的ブロックチェーンプラットフォームとして誕生したプロジェクト。ICOでは10億円強の資金調達を行なっている。

PoS(Proof of Stake)を採用する通貨で、コインチェックが新たに開始したステーキングサービスへの採用も視野に新規の取り扱い通貨として採用した可能性がある。

分散型アプリケーションプラットフォーム(Dapps)としての機能も備えており、qtumeco.ioで確認できるQTUMを利用するdAppsは24種類(活発な状況とは言い難い)。グーグル運営のクラウドサービス「グーグル クラウド プラットフォーム(GCP)」のソフトウェアパートナーとして提携するほか、アマゾン・ウェブサービス (AWS) 中国地域部門と技術提携を行なっている。

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