Bitfinex、46種類の仮想通貨取引ペアの廃止を発表

大手仮想通貨取引所Bitfinexは、大規模な取引ペアの廃止を決定した。現地時間2日のプレスリリースで発表した。

Bitfinexが廃止を決定したのは、約50の取引通貨ペア。流動性が低下している通貨ペアが対象となった。

Bitfinex側は、今回の決定に関し、「ペアの削除を行うことで結果的に残った取引ペアの流動性が向上することに繋がる」と声明。ユーザーがメリットを享受する対応策であると発表した。

上場廃止の通貨ペアは、イーサリアムペアで27種類。ビットコインペアで16種類。DAIペアの2種類。日本円ペアで1種類の計46ペアとなる。

通貨ペア詳細は以下の通り

イーサリアムペア

Fusion (FSN/ETH)、 Scorum (SCR/ETH)、 Credits (CSX/ETH)、 On.Live (ONL/ETH)、 Statis Euro (EUS/ETH)、 Atonomi (ATM/ETH)、 AidCoin (AID/ETH)、 Aelf (ELF/ETH)、 Auctus (AUC/ETH)、 DAOstack (GEN/ETH)、 Mithril (MIT/ETH)、 Seer (SEE/ETH)、 Yggdrash (YGG/ETH), Contentbox (BOX/ETH)、 Lympo (LYM/ETH)、 BnkToTheFuture (BFT/ETH)、 OKEX (OKB/ETH), Blockpass (PAS/ETH)、 Loom Network (LOO/ETH)、 Verge (XVG/ETH)、 MATRIX AI Network (MAN/ETH)、 FOAM (FOA/ETH)、 Tripio (TRI/ETH)、 Vetri (VLD/ETH)、 Nucleus Vision (NCA/ETH)、 Universa (UTN/ETH)、 Cortex (CTX/ETH)

ビットコインペア

CommerceBlock (CBT/BTC)、 Edge (DAD/BTC)、 ORS Group (ORS/BTC)、 BLOCKv (VEE/BTC), Nectar Token (NEC/BTC)、 Nucleus Vision (NCA/BTC)、 Sentient Coin (SEN/BTC)、 Everipedia (IQX/BTC)、 POA (POA/BTC)、 Lympo (LYM/BTC)、 Hydro Protocol (HOT/BTC)、 YOYOW (YYW/BTC)、 Atonomi (ATM/BTC)、 AidCoin (AID/BTC)、 Medicalchain (MTN/BTC)、 Essentia (ESS/BTC)

DAIペア

OmiseGO (OMG/DAI)、 0x (ZRX/DAI)

日本円ペア

Verge (XVG/JPY)

CoinMarketCapのデータによると、Bitfinexは出来高ランキングで世界66位と、大手取引所としての影を潜めつつある。

取り扱い通貨ペアは396で、今回の上場ペアの廃止で約8分の1が取り扱いリストから外れることになる。

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