テレビに代わる気軽でエキサイティングなメディアとしてVODは今や生活の一部として欠かすことのできない存在となっています。
この記事では、人気のNetflix(ネットフリックス)の無料トライアル期間やオリジナル作品について詳しく解説します。
Netflix(ネットフリックス)の無料期間について
Netflixとは、全世界で1億5千万人の会員数を誇り190か国以上で視聴されている動画配信サービスです。
2015年に日本に進出してきて以来、日本においても無料のおためし期間を設けて会員数を拡大してきたわけですが、2019年の12月3日より無料トライアル期間を突然終了しました。
無料期間終了の理由とは?
無料トライアル期間は、新しい会員を獲得していくVODサービスにとっては当たり前のような制度になりつつあります。
その無料トライアルを廃止した理由について紹介していきます。
新たなプロモーションへ
イギリスの大手消費者webサイトがNetflixに問い合わせたところ、次のような回答がありました。
「私たちは新しい顧客を獲得するために現在、これまでと違ったマーケティング・プロモーションを検討していて、それによってまたネットフリックスの素晴らしい体験を提供するつもりでいます」
現在のNetflixはこれまであった無料トライアル期間とはまた別のマーケティングを用意しているということです。
これらのことから、無料期間を廃止したNetflixは、新たなプロモーション方法でさらなる魅力的なサービスの提供が期待できます。
Netflix(ネットフリックス)のオリジナル作品について
ここまで、Netflixの無料トライアル廃止されたことについて紹介してきました。
ここからは、無料トライアルなくとも会員が増え続けている理由とされているNetflixオリジナル作品について紹介していきます。
Netflix(ネットフリックス)オリジナル作品は大人気!
今年の米国アカデミー賞 (2020年2月10日)の各賞にノミネートされた作品は約50作品ありますが、これらの作品を制作した会社のなかでもっとも多くの作品を提供したのがなんとNetflixです。
ご存じのようにNetflixは動画配信サービスの会社であり、映画製作会社じゃないのにも関わらずユニバーサル、ディズニー、20世紀FOX、ソニーといった大手制作会社を越えてNetflixが独自に制作した映画が何本もノミネートされたのです。
ノミネートされた作品は次の通りです
・アイリッシュマン
・マリッジ・ストーリー
・2人のローマ教皇
・失くした体
・クロース
Netflixの独自コンテンツがいかにクオリティーが高いかがわかると思います。
Netflix(ネットフリックス)オリジナル作品制作費は約1兆8千億円
Netflixの昨年の独自コンテンツの予算はおよそ1兆8千億円と言われています。日本における邦画制作の予算が全体で年間200億円、Netflixは実にその90倍、1兆8千億円をかけて独自のコンテンツを制作しています。
ドラマやアニメも人気!
もちろんNetflixのオリジナルコンテンツには映画だけでなく、何シーズンにもわたるドラマやアニメも含まれています。さまざまなジャンルのオリジナルコンテンツが楽しめます。
さまざまな国で制作されている
Netflixのオリジナル作品はアメリカ本国だけではなく、たくさんの国で作られているのをご存じでしょうか。イギリス、スペイン、フランス、インド、メキシコ、ロシアなど、そしてもちろん日本でも Netflixのオリジナルコンテンツは作られています。
日本のNetflix(ネットフリックス)制作のオリジナル作品も大人気!
昨年日本で話題となった「全裸監督」という作品の名前を耳にした人は多いと思います。これはまさに日本で作られたNetflixのオリジナルコンテンツでありNetflix以外では見ることができません。
ほかにも、芥川賞を受賞したピース又吉直樹原作のドラマ「火花」(映画版とは別作品)、これから配信予定の話題作、中谷美紀主演のドラマ「Followers(フォロワーズ)」なども注目を集めているオリジナル作品です。
このように日本を含め、各国で作品が作られていることによって世界中の視聴者を獲得していることが分かります。
Netflix(ネットフリックス)がオリジナルコンテンツを配信する理由とは?
VODサービスは次のサービスをはじめとしてたくさん存在します。
・Amazon Prime Video(アマゾンプライムビデオ)
・Hulu(フールー)
・U-NEXT
・dTVなど
中でもNetflixは、ひときは注目を集め続けています。
テレビでは見れないジャンルの作品も配信
テレビは数多くのスポンサー、コマーシャル(広告費)で成り立っているのはみなさんご存じのとおりで、視聴者はお金を払うことはありません。
テレビや多くの映画もスポンサーがあって初めて作品を制作することができるので、普通その出資会社の意向が作品の内容に影響してしまいます。よく言われるのは、過激な内容を控えることです。
Netflixは会員の月額料金がすなわち企業収入であり予算となります。スポンサー広告はありません。そして公共放送でもありません。
契約した人だけが見るメディアなのでは、オリジナルコンテンツにおいてスポンサーや視聴者への制約も減るため、マニアックな作品も作ることができます。
次世代メディアとしての期待と価値
オリジナル作品をつくる若手の監督やクリエイターたちも、世界中の1億5千万を超える会員から注目を集めています。大人気の作品を生み出せば、ハリウッド映画進出やアカデミー賞ノミネートも夢ではありません。そんな期待から、常に良いコンテンツをつくろうと日々Netflixオリジナルはクオリティを上げて成長し続けています。
また、すでに有名な映画監督たちにとってもその価値は大きいく、自分の本当にやりたい企画があってもそれが既存の映画会社で通らない場合に、Netflixではそういった企画が通ることが多く更なる可能性を秘めたオリジナル作品が誕生し続けています。『ローマ』や『アイリッシュマン』他、そういった例が実際にいくつもあります。
Netflix(ネットフリックス)が無料体験終了とオリジナル作品の関係
ここまでNetflixオリジナル作品の魅力を紹介してきました。
こんなにもクオリティが高いNetflixオリジナルコンテンツがNetflixでしか見られないというのはNetflixの最大の魅力であり強みであります。
Netflix見放題の月額料金は劇場で映画を1回見るチケット代よりも安く、それらがいつでも楽しめるもの特徴です。
これらのNetflixオリジナル作品の魅力を知れば、Netflixが無料のお試し期間が無くても、Netflixの加入する価値が見出せるのではないでしょうか。
Netflix(ネットフリックス)は無料体験期間がなくても人気のサービス!
Netflixは無料トライアル期間がなくなってしまいましたが、それはNetflixの自信の表れとも受け取れます。また新しいマーケティング戦略も期待されます。
無料トライアル期間がなくてもNetflixには大きな魅力があります。
この記事を参考にしNetflixに登録して、話題のNetflixオリジナル作品を楽しんでみてください。