Kyash、Goodwater Capitalなど欧米ベンチャーキャピタルより約47億円資金調達

スマホ決済サービスKyash(キャッシュ)を提供するKyashが、シリーズCラウンドにおいて約47億円の資金調達を実施しました。

デジタルバンク事業拡大へ

Kyashは今回、シリーズBラウンドから参画したアメリカのGoodwater Capital、
運用資産1兆円規模のベンチャーキャピタルであるGreenspring Associatesをリード投資家とし、イギリスのグロースエクイティファンドGreyhound Capital、グローバルベンチャーキャピタルPartech Partners、アメリカのAltos Ventures、Broadhaven Ventures、Tekton Venturesなどのそれぞれが運営するファンドと、DST GlobalのマネージングパートナーRahul Mehta氏を引受先とした第三者割当増資により、約47億円の資金調達を実施しました。
また、シリーズAラウンドより参画している国内ベンチャーキャピタルのジャフコも引き続き参画しています。

調達した資金は事業領域の拡大に使用するとしており、特にデジタルバンク事業を推進していくとのことです。

Kyash 代表取締役 鷹取真一氏コメント

2019年10月より経済産業省が主導するキャッシュレス消費者還元事業が始まり、キャッシュレス決済が日常的な広がりを見せている一方、足許では世界的な市況の変化により、とりわけスタートアップにとっては見通しが立ちづらい環境が続くことが想定されます。
かかる状況下で、創業から5年、決済システムを自社構築し、事業の実績と今後の展開に対して、今回日本への投資が初めてとなる海外の投資家からも高い評価を受けたことを光栄に思います。
今後は決済を起点とし、送金を始めとした様々な金融領域にまたがるサービスの提供を強化していく予定です。
Kyashは、創業当時より構想しているデジタルバンクを目指し、金融インフラの構築を通じて人々の生活を豊かにしていくために、引き続きサービスの開発を進めてまいります。

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