
ビットコイン(BTC)三角持ち合いの決着で今夜にかけて山場か
ビットコイン(BTC)の価格は16日18時で391,600円となっている。前日同時刻価格393,000円と比べると0.6%の価格下落となっている。
昨日の相場ではイーサリアムのアップデート「コンスタンティノープル」の延期が決まったことによって、イーサリアムを筆頭に仮想通貨市場が全面安となった。
イーサリアムが一番の下落幅となったがそれにつられるようにビットコインも価格を落としていたが、大きな下落とはなっていなかった。
コンスタンティノープルの日程は明日18日に再度決定されるが、このニュースは価格変動を促す可能性が高いと考えている。
明日の日程変更発表など、今後もコンスタンティノープルのニュースには注目すべきだ。
しかし直近の値動きを予想するときはファンダメンタルズよりもテクニカル分析が役に立つことも多い。
現在のビットコインは三角持ち合いを形成しており、ビットコイン相場は近々大きな値動きがありそうな予感が漂う。

(出典:Trading View)
ここまでビットコインの値動きは徐々に値幅が小さくなっていることからも、これから大きな値動きがある予感が漂う。
この三角持ち合いの頂点は18日の昼頃となっている。ビットコインの値動きは深夜から早朝にかけて大きく動くことが多いため、今日の夜からが山場と考えている。
今後はこの三角持ち合いを抜けた方向に相場感が決まってきそうである。
下落のシナリオとしては黄緑のサポートラインをピンクライン(39万円)を下に抜けたときには、下落が始まるであろう。目安としてはまず黒ライン(38万円)を目指して下落していくであろう。
黒ラインも割るようであれば、373,000円、次に底値である355,000円と順に目指して下落していく可能性がある。
上昇のシナリオとして、まず黄緑のサポートラインをブレイクすることが必要だ。その後は青ライン(40万円)を目指して上昇していくであろう。
40万円をもブレイクしていくことがあれば、次は41万円を目指して上昇していくだろう。
この三角持ち合いを上に抜ける可能性は十分あるが、抜けたとして中期以上の目線では下降トレンドと認識すると良いであろう。
今後短期のトレンドを決める重要な局面にあるビットコイン相場には緊張感が漂う。