KINCHAKU、スマホで使える店舗用スタンプカードの発行が永久無料に ギフティと提携

ウォレットパスを中心としたO2Oクラウドサービス「KINCHAKU」を提供するKINCHAKUが、eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティと資本業務提携を締結しました。

また、前回ラウンドに引き続き、ふくおかフィナンシャルグループ傘下のFFGベンチャービジネスパートナーズとGx Partners LLPが共同運営を行う「九州オープンイノベーションファンド」を引受先とする、第三者割当増資を実施しました。

店舗のブランドロイヤルティ向上・ファン作りを手軽に実現

「KINCHAKU」は、iOSとAndroidの標準アプリ「Apple Wallet」と「Google Pay」に対応した「ウォレットパス」の発行から運用までを簡単に行える、O2Oエンゲージメントサービスです。
「ウォレットパス」ではスタンプカードやポイントカード、チケット・入場券などが発行・利用可能。ウォレットパスを活用することでペーパーレス化を促進するほか、セグメントに応じたロック画面通知、利用状況や効果性のデータ分析を行うことで、顧客との理想的な関係を構築することが可能です。

「KINCHAKU」は今回の資金調達実施に伴い、スタンプカードの作成・発行の永久無料化を実施することを発表しました。

新型コロナウイルスの影響により、企業規模を問わずさまざまな業種において苦しい状況をみせており、特に実店舗を構える飲食店や小売では大きな打撃を受けています。

緊急事態宣言が発令され外出が難しい状態が続く中、一度離れてしまった来店客に再び店舗を訪れてもらうために、これまで提供していた商品・サービス「 +αの価値(体験)」を提供していくことが重要だとみられています。

「KINCHAKU」ではスタンプカードの永久無料化により、ITリテラシーや店舗規模を問わず「どなたでも手間とお金をかけずにブランドロイヤルティの向上、店舗のファン作りを実現していただきたい」としています。

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