リップル(XRP)、先週はレンジ推移を継続 今週が山場

仮想通貨リップル(XRP)の価格は20日20時で0.326ドル(35.79​円)だった。先週同時刻0.347ドル(38.09​円)と比較して、-6.1%の下落となった。

リップルは、年末年始前後の三尊形成後、レンジ相場を継続しながらも、1/7の週に耐えきれず下落。

先週は、下落の調整も入りつつ、0.330~0.350ドル(36.23​円〜38.42​円)のレンジを横ばいに推移する形となった。

その際に下は、去年の12月中旬頃の0.285ドル(31.29​円)から引ける紫のサポートラインを強く意識しながらの推移となった。

上は、年末年始の三尊ネックラインである、オレンジの0.354ドル(38.86​円)ラインが意識されていた。

紫のサポートラインは、14日、19日、21日とこの一週間で何度も意識されている非常に有効なラインだ。

(出典:TradingView XRP/USD BITFINEX 4時間足)

現在も、この紫のサポートラインに沿いながら推移を続けている。

今週は、まずは紫のサポートラインを割ってしまうのか、それとも反発し、オレンジラインまで上昇した後にブレイクするのかが争点になりそうだ。

下落のシナリオとしては、まず紫のサポートラインを割るかどうかに注目だ。紫ラインを割れば次は赤ライン(0.289ドル付近)まで下落していくであろう。

ただ、紫ラインを一度下に抜けた場合でも、最近のパターンからすると、一度紫ラインまで戻り目をつけてからの下落の可能性が高そうである。


また上昇のシナリオとしては、まず紫ラインにて反発するかどうかに注目だ。そこを反発できれば、再びオレンジのネックラインのブレイクにチャレンジすることになる。

しかし、オレンジラインは既に先週2度もブレイクにトライするも大きなひげをつけ、ラインタッチすることも叶わず落ちているため、天井は非常に堅そうだ。

長いレンジ相場が続いた先週一週間だが、今週はこのレンジもそろそろ終点を迎えるためどのような推移をするか要注目だ。

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