

森大地が代表を務め、ヒソミネやbekkanを運営するKilk recordsは2019年3月、東京・吉祥寺にキャッシュレス決済の導入を予定するライブハウス「NEPO(ネポ)」をオープンすることを発表した。
NEPOの立ち上げメンバーは森大地(ex-Aureole、Temple of Kahn、kilk records主宰、ヒソミネ / bekkan代表)、白水悠(KAGERO、I love you Orchestra、chemicadrive代表)、河野岳人(LAGITAGIDA、SuiseiNoboAz)。3人で結成されたteamNEPOは「次世代型ライブハウス=スマートヴェニュー」を掲げ、これまでとは違う新しいライブハウスを作るとしている。
ライブハウスの常識を一新、キャッシュレス決済という試み
ライブハウスといえばキャッシュオンが主流だったが、NEPOはその常識を一新しキャッシュレス決済に踏み切る。
さらに、ライブハウスという空間の常識をも一変させるという。
コンセプトは「開放的空間」。
井の頭公園横のロケーション、フェスの開放感、フードホールのワクワク感、仲間とくつろぐ休日の公園のような居心地の良さを目指し、自由な表現をサポートするライブハウスにするべく内装と音響には細部にまでこだわりを見せる。
さらに新しい仕掛けも随所に散りばめ、ライブハウスの閉鎖的な空間を開放的な空間に変えるという大きな目標も掲げている。
キャッシュレス決済導入にむけて

来場者はカウンターにて来場受付をする際、リストバンドを受け取る。場内の支払いはすべてこのリストバンドに記録され、チケット代やドリンク・フード代は退場時にまとめて支払うという仕組みだ。
また、ライブ会場と飲食フロアを行き来するストレスを減らすため、スマホによるセルフオーダーシステムも導入。
スマホで別フロアのメニューが注文できるという。
財布を出し入れやフロア移動などの手間を省く画期的なシステムだ。
クラウドファンディングで支援を募集中
これまでのライブハウスとは全く変わった新しいライブハウス「NEPO(ネポ)」はその構想を実現するべく、クラウドファンディングを行っている。
詳しいシステムや利用の流れについても記載されている。
詳細内容はこちら
ライブ好き・フェス好きにとって最良の場所に
手首につけたリストバンド一つで好きなことに集中できるライブハウス「NEPO(ネポ)」。平均滞在時間の長いライブハウスにとっては最適なシステムであるといえる。
開放的な空間を目指すともあることから、ライブ好きだけでなくフェス好きにとっても居心地の良い場所になるのではないだろうか。